3. 自分自身で調査を行う
毎日の通勤時間がなくなって貴重な時間が節約できている場合は、その時間を使って目標とする企業についての調査を行うことができる。関心がある企業についてグーグル・アラートを設定しよう。また、この嵐を切り抜けている企業を覚えておくこと。今後数カ月の間を生き延びることができる企業は、就職を考える価値がある企業かもしれない。
また、こうした企業がどのようにパンデミックに対処しているかも観察する。ソーシャルメディアやニュースを確認し、経営陣がこの危機にどのように対処し、従業員にどのような待遇を与えているかを確認する。企業は従業員を支援しているだろうか、それとも解雇しているだろうか? 求職活動の一環として、情報収集のために電話やスカイプのチャットを利用して面談を行うことも考えよう。
4. 具体的な質問をする
現在は前代未聞の状態なので、パンデミックに関した質問をするのも筋が通ったことだ。まず、面接のプロセスとタイムラインがどのようになっているかを確認しよう。また、次のような質問をすること。
・この時期に、どのように従業員を支援されていますか?
・遠隔勤務の指針はどのように導入されてきましたか?
・パンデミックは会社全体の戦略や採用目標に影響を与えましたか?
・実際にお会いすることができないので、企業文化についてもっと聞かせてもらえますか?
5. スキルに磨きをかける
求職活動にはまた、適性を磨くための時間を含めるべきだ。夢の仕事に必要とされるスキルが欠けている場合、今こそ理想的な候補者になるべきときかもしれない。それには、インターネットの授業を受けたり資格を取ったりすることが必要になる可能性がある。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)は素晴らしいオンライン講座を提供していて、その多くは無料だ。
どこから始めれば良いか分からない場合、オンライン講座の品ぞろえが多くて10万以上のビデオ講座を持ち、毎月新たに追加されるユーデミー(Udemy)を見てみよう。
採用活動は鈍化しているが、急停止しているわけではない場合が多く、まだ仕事は残っている。忍耐力と粘り強さ、柔軟性を持つこと。一部の企業が現在採用していない、あるいは従業員を解雇しているというだけで、今後も採用がないとは限らない。ここに挙げた5つの戦略に従えば、企業が最高の人材を探し始めたときには準備ができているはずだ。