ポップアップストア出店時の方法
実際に出店する際、大まかに(1)企画立案(2)スペースとの折衝・契約(3)人員手配・設営、といった段取りが必要になります。ここからは4月6日から2日間、東急プラザ渋谷にて実際にポップアップストアを出店した方の実例を元に、方法と課題箇所を紐解いてみたいと思います。
1:企画立案
混乱時だからこそ、しっかりと販売ができるように落ち着いて企画準備はしましょう。特にポップアップストアは開催回数や運営の経験によって、成果が改善される傾向がある販売方法です。考えるポイントとしては商品企画に価格設定、店頭でのレイアウト方法やポップ等のクリエイティブなどがあります。
2:スペースとの折衝・契約
おそらく多くの方にとってハードルとなるのが商業施設側との折衝です。交渉内容は出店場所や賃料などの経済条件、契約書のやり取りが発生します。繋がりのある施設側が閉鎖になった場合、新たなスペースを探す必要があります。
3:人員手配・設営
ポップアップストアはイベント的な出店方法ですので、搬入と搬出という作業が発生します。商業施設側はあくまでスペースを貸し出すだけですので、ほとんどの場合、什器類(机やポスター用のイーゼルなど)は自身で用意が必要になります。またキャッシュドロワーなどレジ周り備品の手配では、最近のキャッシュレスに対応するための通信環境など、従来とは異なる用意が必要なケースも出てきています。人員については交代含めた余裕ある体制も重要です。
このほかにも各商品に合わせた多くの工数が発生しますが、初めて出店する場合、これらを見積もりきれないことがあります。実際に出店した経験がある方に聞くのが一番なのですが、身近にいない場合、私たちの経験も共有させていただいてます。
ということでポップアップストアを実際に出店する際のノウハウについて解説させていただきました。