ビジネス

2020.04.17

外出自粛の今こそ空きスペースの活用を、ポップアップストアだからできること

4月6日から2日間実施したポップアップストア(東急プラザ渋谷にて販売)

※本稿はスタートアップ自身がストーリーを投稿する「POST」記事です。

現在の新型コロナウイルス感染症の影響により、衛生日用品のニーズが拡大しつつも、店頭に十分な数が陳列されていないなど流通の滞留が一部発生しています。さらに、政府の自粛要請の影響を受け、一部地域では食品等で余剰在庫が発生しています。

一般的に、メーカーや販売代理店が製造・販売する製品は、流通を経て店舗の棚に陳列されます。そのため、直接消費者に届ける手法を持っていないことが多く、今回のように小売店が閉鎖に追い込まれると行き場をなくす事業者も出てきます。ECでの販売もその一つの解決方法ですが、全ての製品がECで販売できるわけではありません。日本におけるEC化率はまだ6%と、ECですべての人に必要なものを届けることはできません。

私たちはポップアップストア(※)のマーケットプレイス「SHOPCOUNTER」等を通じて、数多くのポップアップストアの企画・運営を支援してきた経験から、このような事業者の方々に対して課題解決の取り組みを開始することとしました。

ポップアップストアを出店可能な場所


実際に商業施設のスペースを借りて出店する場合、どのような段取りになるかポイントをお伝えします。東京都の3月10日の発表を受けて、今回の取り組みで取り扱いができるのは「生活必需品」のみです。また、利用可能な場所は次の通りです。

・<施設の種類>生活必需物資販売施設
・<内訳>卸売市場、食料品売場、百貨店・ホームセンター・スーパーマーケット等に おける生活必需物資売場、コンビニエンスストア等

なお、平時と異なり、商業施設側にも今回の事態を鑑みてスペースの利用料金などについては大幅に譲歩をいただいています。
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