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ベルリンのSNEAKERSNSTUFF

スウェーデン・ストックホルム発のスニーカーショップ「SNEAKERSNSTUFF(スニーカーエンスタッフ、以下SNS)」の、アジア初となる店舗が12月14日、東京・代官山にオープンする。

アシックス、アディダス、ナイキなどの定番ブランドの限定アイテムが手に入るだけではなく、世界各国、各都市の特徴を、SNSならではの視点でローカライズした店舗デザインも、スニーカーヘッズ(スニーカーの熱狂的ファン)たちを魅了している。

また、1999年の創業以来、売上げを伸ばし続ける販売戦略は、消費者だけではなく、ファッション、小売業界関係者の注目の的だ。

彼らが20年間にわたり成長を維持することができているのはなぜか。また、オンラインであらゆる物何が手に入る時代に、実店舗を構える理由とは。


現在では全世界に約250人いる社員を束ねる、SNSの創業者、エリック・ファーガリンドとぺーター・ヨンソンは、もともとはスポーツ店で働くスニーカー好きの青年だった。

90年代後半、スウェーデンではスニーカーヘッズが欲するような限定アイテムを手に入れることができなかった。エリックは、ペーターとSNSの原点をこう振り返る。

「だから、NYを訪れる度に、スーツケースがパンパンになるまで限定スニーカーを買って帰っていたんだ。当時から、NYは最新ファッションの聖地だったからね。二人でそんなこと繰り返していたら、周囲の人からも、NYでしか手に入らないスニーカーを買ってきてと依頼されるようになったんだ」


SNEAKERSNSTUFFの創業者、エリック・ファーガリンドとぺーター・ヨンソン。それぞれ3000足ほどのスニーカーをコレクションしているという。

スニーカーが好きいう気持ちと、目利きのセンスを活かして二人で始めたスニーカーショップは、創業した99年から5年間連続で、前年売上の倍を記録し続けた。

個人投資家からの資金調達を実施した2011年から、毎年売上が前年比の倍になることはないが、それでも毎年、十数パーセントずつ、売上を伸ばし続けているという。

文=守屋美佳 写真提供=SNEAKERSNSTUFF

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