また、NY店の地下にはバーがあり、LA店にはビーチに隣接するカフェがある。今回オープンする東京店の隣にも、2月に「SNS cafe」がオープンする予定だ。
こうした体験の提供こそが、他のファッションブランドにはない強みだという。
NY店の地下にある「SNS BAR」。各国のショップやバーのデザインは、その土地の風土や文化を、ストックホルムやスカンジナビア風のテイストと融合して設計している。
世界7店舗目となる東京店オープンのきっかけを、エリックがこう教えてくれた。
「東京は僕もペーターも好きな街だったけど、出店を狙っていたわけではなかったんだ。でも、ある韓国のブランドに、東京出店を強く勧められて。事業拡大への恐怖心はあったけど、たまたま代官山、ログロードに空きが出たタイミングだった。東京のストリートカルチャーの中心地は渋谷や原宿だけど、周辺に公園があって、子連れのファミリーが歩いていて、のんびりした空気が漂っている代官山というこのエリアは、SNSにぴったりで、すっかり気に入ってしまったんだ」
東京の実店舗でも売上目標は設けておらず、多くの人が遊びに来たくなる目的地になることを目指すという。今の時代を反映した話題のスニーカーショップは、東京でどう受け入れられるだろう。
SNEAKERSNSTUFF TOKYO
住所:渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山
TEL: 03-6868-8801
営業時間11:00-20:00 (不定休)