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2019.09.24

最果ての地、南極でボランティア。エアビーが新プログラムを発表

Photo by Getty Images

転職前や、学生のモラトリアム期間。長い休暇ができた時、大きなチャレンジをしてみたくなることはないだろうか。

9月23日(現地時間)、米エアビーアンドビーは海洋保護に取り組むNGOオーシャン・コンサーバンシーと「南極研究の旅」の共催を発表。もし、自分のキャリアの間で何かしらの挑戦機会を探している場合、興味深いプログラムであることは間違いない。

南極研究の旅」がスタートするのは、2019年12月。南極科学者であるキースティー・ジョーンズ=ウィリアムズ氏が率いるチームのボランティア5名を一般公募で募るというもの。旅の目的は、未解明な部分が多く、最も隔離された生態系に人類が与える影響への理解を深め、人々の意識を高めることにある。



選ばれたボランティアは雪のサンプルを採取・分析し、マイクロプラスチックが南極内部の氷雪にどこまで到達しているかどうかを調査。近年、深刻な問題となっているプラスチック汚染の影響を解明することで、公共政策にポジティブな変化をもたらす可能性や、地球全体を守るきっかけを作ることができる。

プログラムは、チリでの訓練からスタート。2週間のトレーニング後、南極に渡って10日間の調査研究を行う。調査後は再びチリに戻り、南極での調査や学びを体系化する。

ボランティアの申込は2019年10月8日まで。エアビーアンドビーの所定ページより必要事項を埋めることで、応募条件が適応される。氷のフロンティアで、自分と社会を変える冒険に挑んでみてはいかがだろうか。

文=長澤史佳

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