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世界人口に最大の割合を占めるミレニアル世代(1981~1996年生まれ)は、年上の世代とは大きく異なる特性を持つ。彼らは平等や公正、平和の実現、貧困撲滅、気候変動対策などに関して国連が掲げた「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に特に熱心だ。

この世代はその消費動向からも、SDGsの実現を支援しようと考えていることが分かる。そのため企業には持続可能で倫理的なビジネス慣行が求められるようになっており、多くが環境や社会、ガバナンスに関して、多様性や包括性、透明性などを重視する方針を明確に打ち出すようになっている。

ミレニアル世代が就職したい、投資したいと考えるのは、そうした持続可能なビジネスを行っていることが目に見える企業だ。

この世代の大きな特徴として挙げられるのは、次の8つの点だ。

1. 社会的意識が高い

ミレニアル世代の労働者の79%が、企業が自らの社会への影響力を意識しているかどうかにこだわる。インターネットやソーシャルメディアと共に成長してきたこの世代にとって、社会意識は労働生活の一部をなすものだ。

ミレニアル世代は、企業の社会的責任は貧困の軽減や人々の生活の向上において極めて重要なものだと考えている。そのため、従業員に「時間を寄付」することを勧めたり、利益の1%を慈善団体に寄付したりしている企業もある。

ソーシャルメディアを通じて自身の社交性を示すこの世代は、より積極的に情報を共有している。それが彼らを、最も他者とのつながりを持った世代にしている。

2. テクノロジーが全ての基本

米国の労働力人口に占める割合は、3年前にミレニアル世代が一つ上のX世代(1965~1980年生まれ)を上回った。

ミレニアル世代には、インターネットに精通している、好奇心や独立心が強い、寛容であるといった特徴がある。また、オンライン環境で育った彼らは、新しいスキルを習得することに強い意欲を持っている。

3. 民族的に多様・楽観的

ミレニアル世代は、最も民族的に多様な世代だ。ネットワーク化された世界で育った彼らは、他者に対して寛容だ。テクノロジーを信頼するデジタル世代の彼らは、持続可能な未来に対して楽観的でもある。人種や民族、性別にかかわらず、さまざまな人たちと友情を育み、積極的に多様性や包括性の推進を支援している。

4. 体験と倫理的な支出を重視

ミレニアル世代は体験を重視する。旅行中の経験やデジタルノマドとして働く日常、参加している大学の交換プログラムや海外赴任中の仕事の様子など、自分の体験をデジタルな世界で紹介している。

また、宿泊にはエコロッジを利用するなど、倫理的で持続可能な選択をすることも特徴だ。二酸化炭素の排出量を減らすべきだと考えていることから、エコツーリズムも重視する。

編集=木内涼子

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