キャリア・教育

2019.01.01 19:35

起業家たちが明かす、読んで良かった「35冊の本」

LeicherOliver / Shutterstock.com


ムスカ流郷綾乃
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・ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる(ダイヤモンド社)

私たちの事業は、社会課題を解決する、一見NPOの要素も含まれています。しかし、株式会社として、事業を発展させることで、私たち事業は、ビジネスへの循環も行います。ドラッカーが何年も前に説かれていたことが現実化してくる世の中なのだと思いました。改めて私たちの目指す方向は間違っていないと感じさせてくれた1冊でした。

ecbo工藤慎一
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・ティール組織(英治出版)

今後どういう組織をつくるのイメージ付けのために、読んで大いに参考になりました。従来のトップダウンではなく、人の持つ「やりたい気持ち」をベースに組織をどうどう作っていくかで参考になってよかったです。

・スティーブ・ジョブズ(講談社)

何度も読み返してるが、立場が違うと気になる点も違ってくる。経営者として、今後気をつけるべきを未来から逆算してイメージをつけるために参考になりました。

WHILL杉江理

・海賊と呼ばれた男(講談社)

この本が一番良かった。 昔の人は無茶苦茶するなと思いましたが、リスクをとって戦っている様に感動しました。

Ginco森川夢佑斗

・帳簿の世界史(文藝春秋)

仮想通貨ではなく、ブロックチェーンという台帳システムの本質について理解するためには、人間と価値と記録の関係を原点から理解していくことが重要。その良い補助線となりました。

・キングダム(ヤングジャンプコミックス)

創業1年目のスタートアップ企業を経営していく経験を通じて、魅力を再確認しました。自分のステージが変わる度に再読する価値のある漫画です。

ジーンクエスト高橋祥子

・化学と私(化学同人)

読んで涙が出ました。1982年発行の本ですが、現在のAIやブロックチェーン、ゲノム編集技術など新しいテクノロジーが社会を不可逆的に変化させていく中、それを活用する経営者やビジネスマンにも必読の内容です。

科学が社会に起こす諸刃の影響や地球人類がかかわる諸問題に対し、それを捉える生物的な感覚と科学的アプローチの断層を埋めるのはまた科学でありそれに対する目的的な努力は責任である、という「科学と人間」の話がとても腑に落ち、現代社会にとても重要な考え方だと感じました。

Progate加藤將倫

・キングダム(ヤングジャンプコミックス)

定期的に読み返していますが、そのたびに視座が高くなります。オススメの漫画です。

ジラフ麻生輝明

・約束のネバーランド(集英社)

進撃の巨人の次に期待作として流行り始めています。農園で育てられていた主人公たちが知恵を絞り、人間を食べる鬼に対峙し、農園を救うために人間の世界を探し求めていく物語です。主人公のエマは逆境の中で常にビジョンを唱え続け、人を動かします。

力やお金ではなく、エマが言葉で人の気持ちを変えていくことで、人類としてのプロジェクトを前に進める姿はまさに起業家。起業家は必読の漫画だと思いました。

L&Gグローバルビジネス龍崎翔子

・スラムダンク(集英社)

書籍経由のインプットをあまりしないので、あまりありません……。漫画だとベタですが「スラムダンク」が良かったです。

Popshoot大山敏浩

・生涯投資家(文藝春秋)

村上ファンドの村上世彰さんのマインドが学べるのでオススメです。

・いま君に伝えたいお金の話(幻冬舎)

2018年9月に発売されたばかりの本です。村上世彰さんファンなのでオススメです。

・中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本―「お金に困らない子」はこうして育つ! (マキノ出版)

マネックス松本大さんの自称・弟子なので読みました。オススメです。

アイスタイル山田メユミ

・ホモデウス:テクノロジーとサピエンスの未来(河出書房新社)

「人類はどこに向かっていくのか」について、人は考え続けなければらないことを再認識できた本です。

シナモン平野未来

・異文化理解力──相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養(英治出版)

弊社では、日本以外にも、ベトナム、台湾、アメリカと、多くの国で研究開発や営業活動を展開しています。会社としての大きなミッションやビジョンは共有していても、国ごとの文化の違いがあることは当然です。そうした文化の違いを乗り越えながら、強い企業文化を築いていくために、日々試行錯誤しながら学んでいます。

構成=新國翔大

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