つまりは、自分の信念を確固たるものとし、できる限り常にそれを実践すべきだということ。何をするか、しないかについて、前もって決めておくこと。そこまで用意周到に行動することは確かに難しい。車を運転中に乱暴なドライバーに遭遇したり、会議で挑戦的な言葉を投げかけられたり、単に気分がすぐれない日だったりすると、自分の価値観を捨てることが頭をよぎることもあるだろう。
人間誰でもしくじることはある。しかし、自分で責任を取ることで、ほとんどのことは修正可能だということを覚えておいてほしい。ムーニーいわく、「早ければ早いほど良い」ものの、重要なのは責任の取り方だという。「すぐに適切な方法で謝罪すること。自分のした事を正確に認めること。自分を正当化しないこと。自分の行動や言動に責任を持つこと。その上で、自分が怒らせたり被害を与えたりした相手に対し、同じことは二度と起きないと誓おう」
自分の評判が修復できたら、失敗してしまったことに再び挑戦しよう。仕事に勤勉に取組み、その時々に常に注意を払うこと。自分の信念に基づいて行動し、そこから得られる全ての利益を刈り取り、先へと生かそう。