成功する人と失敗する人 間にある5つの違い

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成功する人は、目標に向かって突き進み、計算の上でリスクを冒すことで、頂点に立つ。だが、成功する人とそうでない人との違いは何なんのか考えたことはあるだろうか?

起業家のジム・ローンいわく、その答えはとてもシンプルだ。「成功する人は、成功しない人がやりたがらないことを実行する。仕事がもっと楽だったらと願うのでなく、自分がもっとデキる人だったらと願う」

耳の痛い話だが、彼の言うことは正しい。成功が偶然の産物でないことは、誰もが知っている。成功する人は改善の機会に常にオープンであるため、新しい情報が集まるのだろう。

自分がやや行き詰まっていると感じたり、より良いリーダーになる方法を知りたいと思ってたりするなら、成功者が実践する以下の5つの習慣を試してみよう。

1. 最後までやり抜く

現実は厳しい。素晴らしいアイデアを思いついたり、悪気のない大きな約束をしたりすることなら、誰にでもできる。成功する人が他と違うのは、何かを完遂することにコミットしている点だ。成功は1%のひらめきと99%の実践だとも言われている。

ビジネスの世界では、自分の次の一手は秘密にしておくことが最善だと考えがちだ。だが、次の戦略を試してみてほしい。自分の計画を身近な人や親友と共有し、自分がその言葉に責任を持たざるを得ないように仕向ける。成功への道は努力によって踏み固められるもので、ただ計画するだけではゴールに到達できないのだ。

2. 鍛錬あるのみ

成功できない人は、継続的な鍛錬の価値を重視していない。こうした人たちは、成功者の多くは“できた”と思う時でさえ常に自分のやり方を微調整するということを理解していないのだ。成功する人は、ふんぞり返って「仕事はもう終わりだ」と喜ぶことはない。真の成功者は、仕事には終わりがないことを理解しているからだ。

仕事に熟達するには、一生かけて精魂を注ぎ、努力する必要がある。休む間もなく働けという意味ではなく、頂点に達することなど誰にもできないことを理解するという意味だ。脳外科医だろうが、なんでもこなせる人だろうが、鍛錬を怠ることはできない。常に改善の余地はある。
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編集=遠藤宗生

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