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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

錦織 圭(Photo by Joachim Sielski/Bongarts/Getty Images)

世界で「最も稼ぐテニス選手」の1位は今年も、ロジャー・フェデラーだった。13年連続の首位となる。フォーブスの調査によれば、今年6月1日までの1年間の収入は推定7720万ドル(約85億8900万円)。うち6500万ドルが企業とのエンドースメント契約料(出演料を含む)だった。

長年にわたって素晴らしい戦いを続けるフェデラーは、企業にとっては非常に魅力的な広告塔だ。現在のスポンサー各社との契約期間は、大半が10年以上に及ぶ。テニスが世界的に人気のあるスポーツだということも、各国でマーケティングを行う企業がフェデラーを起用する要因となっている。男子プロテニス協会(ATP)は今年、世界31カ国でトーナメントを開催する。

また、日本のアパレル大手、ファーストリテイリング傘下のユニクロとの10年間のスポンサー契約につながったのは、アジアで特にフェデラーの人気が高いことだ。スポンサー料は、年間3000万ドルに上るとも伝えられている。

一般的に、テニスのファンは可処分所得が多く、時計や車、金融サービスその他に費やす金額が多いとされている。例えば、昨年の全米オープンの試合を観戦した人たちの世帯収入は中央値が18万2000ドルで、全米の中央値の3倍の金額だったとされる。さらに、観客に占める大卒者の割合は82%だった(米国全体では34%)。

錦織はけがで休業も高収入

日本のスター選手、錦織圭は昨年、手首のけがで5か月にわたり全ての試合を欠場した。それにもかかわらず、錦織とスポンサー契約を結ぶ企業は増え続けている。錦織は過去12カ月の間に、アサヒビール、NTTグループ、日本航空、LIXIL、日産との契約を更新した。スポンサー各社の大半は2020年東京五輪・パラリンピックのスポンサーであり、ほとんどの契約期間は2020年以降までとなっている。

ATPツアーの大会で11回優勝している錦織のスポンサーにはそのほか、ユニクロ、ウィルソン、ナイキ、ジャガー、タグ・ホイヤー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが名を連ねる。

編集=木内涼子 写真=gettyimages

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