報道によると、ビヨンセらはイタリア文化省の支援を期待している。同省は、2人がコロッセオを使用したビデオを作れば、2人が持つ若年層のファンに向けた大きな宣伝になると考えているという。イタリア当局の合意を取り付けた場合、撮影は2人のツアー「オン・ザ・ラン(On The Run)」がシアトルで終了する10月4日以降になる。
夫妻は今年5月、世界で最も有名な美術館であるパリのルーブルで、新曲のPVを夜間に完全極秘で撮影したことが分かり、フランスで大きな話題を呼んだ。フランスの批評家らが「ビヨンセとジェイ・Zの自己顕示欲の極み」と評したこのPVは、最新アルバム「エブリシング・イズ・ラブ(Everything is Love)」の2曲目「エイプシット(Apeshit)」のもので、2人がダンサーらと共にダビンチの「モナ・リザ」やジャックルイ・ダビッドの「ナポレオンの戴冠式」など、多くの象徴的な芸術作品を背に踊って歌う内容だ。