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I write about underreported tech stories out of China.

HQuality / shutterstock.com

中国のアリババは養豚所にAIを導入し、効率的な豚の育成を行おうとしている──。アリババ傘下のクラウドサービス企業「アリクラウド」は「Te Qu(四川特驱集团)」と「Kang De(德康集团)」の2社と提携し、養豚場での豚の健康や生育状況、交配や出産を管理する試みを始動させた。

アリクラウドは消費者により安全な豚肉を届けることをミッションとし、機械学習やコンピュータビジョンを用い、養豚場内の豚の顔や声でそれぞれを見分ける。さらに、個々の行動を追跡し、妊娠や病気の兆候を発見した際にはアラートで通知する。

このシステムでは豚たちの親子関係の把握も可能で、自然分娩で生まれた子豚と帝王切開で生まれた子豚を区別することもできるという。また、睡眠時間の管理もでき、施設内に置かれたIoT玩具で遊ぶ時間をもとに、豚たちの幸福度も測定できるという。

アリクラウドのAIテクノロジーは、史上初の「豚のライフサイクルが完全に管理できるトラッキング技術」といえる。

このテクノロジーは食の安全や消費者保護を考える上で、非常に意義深いものだ。将来的には肉を食べる際にその家畜がどこで生まれ、何を食べて育ち、いつ殺されたものなのかが一瞬で分かる未来が来るのかもしれない。

中国は農業分野でも今後、世界を主導していくことが想定され、大規模な養豚場や農場にAIを投入するのは自然な流れといえる。

編集=上田裕資

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