以下に、今のひどい仕事が好転しないことを示す10のサインを紹介する。
1. 職場で従業員たちが、会社のひどい社風についておおっぴらに話している。さらに管理職は見て見ぬふりをし、そのことに触れない。
2. 経営陣が計画している変更事項について、従業員に事前告知がされない。従業員は直前になってその詳細を知る。新たなニュースが増えるにつれ、伝えられる情報量が少なくなっていく。
3. 従業員の離職が増え続けているのにもかかわらず、会社側の対応は新しい人材をすぐ雇い入れるだけ。誰かが辞めると、上司は以後、その従業員の名前を口にしなくなる。
4. 部署の雰囲気を変えようと上司に提案しようとしても、上司に話題をそらされてしまう。
5. 社内が次第に、まだ期待とやる気にあふれた新人組と、やる気を失った古参組の2つに分裂しつつある。
6. 中級~上級の管理職たちが、何度も従業員に向けて壮大な決意表明や約束事を行うものの、それが実現したことは一度もない。
7. 仕事中にある問題点を見つけても、わざわざそれを取り上げる気にならない。問題を指摘しても上司は気に留めないことがわかっているから。
8. トラブルになったり、理不尽な批判を受けたりするのが怖くて、仕事に集中できない。
9. 火曜の午後に「週末まであと何日だろう」と考えるようになる。
10. 会社が負のスパイラルに陥っていることが、直感的に分かる。それを気にかけているのは不満を持つ従業員だけで、管理職は無頓着だ。
自分の仕事がかつての理想から離れて行っていることを認めるのはつらいが、自分の筋肉を鍛える機会ともなる。今こそ荷物をまとめて次のステップへ踏み出す時だ。
それに気付けることは、勝利でもある。あなたはこれから、素晴らしい道を進むことだろう!