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働き方革命最前線 ─ポストAI時代のワークスタイル

goodluz / shutterstock.com

僕は仕事で海外へ行く機会がとても多いのですが、どこにいても朝食だけはビデオ通話をしながら、家族と一緒に食べるようにしています。

食卓にタブレットやPCを置き、Skypeやzoomなどのオンラインビデオ通話で顔を見ながら、お互いにパンを食べつつ、訪れている国のことを話したり、娘の学校でのことを聞いたり。基本的に家族が滞在してるバリ島タイムに合わせているので、僕だけ深夜に朝ごはん……なんてこともあるのですが。

LINEチャットやビデオ通話でのコミュニケーションって、無料でできるぶん、 “なんとなく”の会話ができるのがいいところだと思っています。ほら、家族全員で毎日一緒に暮らしていると、かえってなんでもないようなくだらない会話をしなくなってしまったりするでしょう。

家族との物理的距離が離れていると、そのぶん「会話をしよう、顔を見よう」と精神的距離を近づけようとするせいか、会話すること、相手を知ろうとすることに能動的になれるなと感じています。不思議なことに、ある程度距離が離れていたほうが素直に「好きだよ」と言い合えるんですよね。

パパは最初のフォロワー

僕と娘はLINEやインスタグラムなど、あらゆるアプリでつながっています。

僕は彼女の最初のフォロワーなので、娘がインスタグラムにアップした写真とか、musical.ly(PVのような動画が撮れるアプリ)に投稿した動画に最初に気づいて、「いいね!」したあと、感想をLINEでメッセージするんですね。「いいねえ、こんな工夫したの?」とか「こういう撮り方するのおもろいわ」とか、「何から見つけたの?」みたいな。

するとLINEで返事がかえってきて、「パパこういうの知らないでしょ」って色々教えてくれたりする。インターネットに関わる仕事をしている人間としては、これがかなり参考になる。娘はもはや僕にとって、インターネットの先生になりつつあります。

もちろん娘は娘でパパやママが入れない鍵つきのコミュニティをもちながらも、「これ女性のふりした男性かなぁ」と心配な時だけ親を頼ってくれる、そんな いい“デジタル大黒柱”として活用してくれます。

パパは最初のフォロワー、最初に「いいね!」してくれるひと。こういう同志のような関係もいいと思うんですよね。

お互いがそれぞれの世界を追求して、磨きあって、一番の応援者でいられれば、共にどんどん魅力的になっていける。離れている時間も、頑張っている横顔をインターネットを通して見つめることができるのだから、家族間でこそ、どんどん繋がって自分の「好き」をシェアしていけばいいと思うのです。

文=尾原和啓

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