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Efired / shutterstock.com

長い休暇は頻繁に取れるわけではない。旅の行き先は慎重に検討し、決めるべきだろう。決定においては費用や利便性も重要な要素だが、賢い旅人になるために必要なのは、「自分を知ること」かもしれない。

楽しい旅にするためにまず、心理学で最も一般的に用いられるモデル「ビッグ・ファイブ」に基づき、自分に最も強く表れる特性について考えてみるのがいいだろう。私たちの性格は、「外向性」「協調性」「誠実性」「神経症的傾向」「開放性」の5つの要素からを構成されているといわれる。

これらは全ての人が持っている特性であり、そのうちのいずれが強いかによって、その人の性格が決まる。そして、特性に関してその人にみられる傾向は、ずっと変わらないものだとされている。

それぞれの特性に適したお勧めの国や地域について、ナショナルジオグラフィック誌の「トラベラー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたシャノン・オドネルに話を聞いた。自分の性格に強く表れる特性を考えながら、理想の旅先を探してみてはどうだろう。

・外向性

この特性が強く出る人たちは、非常に社交的だ。人と話すのが好きで、場を盛り上げるタイプでもある。オドネルによれば、お勧めの国はオーストラリア。「旅」の文化が根付いており、旅行中に孤独を感じることがない国の一つだという。

また、このタイプは大勢の人の中にいることを楽しむことができる。都会が好きだというなら、エネルギーにあふれたニューヨークやロンドンもお勧めだ。

・協調性

寛大で、親身に人の話を聞くことができる人だ。探索することに関心がある。お勧めの国は、旅人を温かくもてなしてくれるジョージア。

また、誰かを助けるような旅の経験をしたいという人は、ネパールを訪れてはどうだろう。数週間から1か月のボランティア・プログラムに参加してみるのもよさそうだ。旅行者を温かく迎えてくれる温かい文化に触れ、同時にヒマラヤ山脈を旅するという一生に一度かもしれない経験ができる。

・誠実性

まめできちんと準備をするタイプ。スケジュールに従って行動したい人だ。オドネルがこのタイプの人たちに勧めるのは、西欧諸国だ。交通網が発達していることと、効率の良さがその理由。

デンマークから列車で出発し、ノルウェーに向かうのはどうだろう。自然の美しさを堪能することができる。

・神経症的傾向

心配性で、不安が多い人。そんな人たちにお勧めなのは、宿泊料金や食事代、施設の利用料など全て込みのプランで予約する「オールインクルーシブ」のメキシコ旅行や、少人数のグループでのイタリアへの旅。心配事が減り、新たな文化に触れる楽しみに集中することができるはずだという。

・開放性

冒険好きで創造力豊か、新しいことを学ぶことが楽しいという人たちだ。オドネルがこのタイプの人たちに勧めるのは、東南アジア。特にタイとミャンマーだ。両国ともに、「人も文化も、世界で最も友好的な国の一つだ」という。

編集 = 木内涼子

 

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