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アパショナータ, Inc.代表 ダイバーシティ(多様性)&ワークライフ・コンサルタント

photo by Mint Images / gettyimages

東京の街を歩いていると、白人と日本人のカップルを見かけることが多くなった。

そのほとんどのペアは「白人男性と日本人女性」で、「白人女性と日本人男性」は極端に少ない。私の知り合いでも、フランス人、アメリカ人やカナダ人男性と日本人女性のカップルがいるので、身近にも日本人女性が白人男性にモテることを実感する。

私が学生時代にアメリカに住んでいた頃に聞いた現地のジョークでも、日本人女性は高く評価されていた。

・Successful businessmanは、アメリカ人の収入を得て、中国人のコックを持ち、イギリス人の家に住み、日本人の妻を持つ。

・Unsuccessful businessmanは、中国人の収入を得て、イギリス人のコックを持ち、日本人の家に住み、アメリカ人の妻を持つ。

一般的にアメリカ人妻は夫に対していろいろと要求が多く、自己主張も強い。一方日本人妻はおしとやかで夫に気遣い、尽くすと言うイメージがある。そのような日本人女性を妻として持つことが、アメリカ人男性の成功を表していたのだった。

レディーファーストの文化が根付いている欧米では、男性が女性のためにドアを開け、女性が入った後から入り、エレベーターでも女性が先に乗り降りする。カップルで食事に出かけた際には、男性が女性のために椅子を引き、コートの脱着を手伝ってくれる。座っている女性に飲み物を持って来てくれるのも男性だ。私もアメリカに住んでいたころはそれに慣れ、久しぶりに日本に戻ってきたときには、日本人男性の対応に戸惑ってしまった。

・・・と、このように女性に尽くす欧米男性だが、実は彼らの本心は「女性に尽くされたい」のではないだろうか。だから、それを満たしてくれる日本人女性がモテないはずがない、というわけだ。

欧米人男性は日本人女性のイメージ(ステレオタイプ)、つまり「男性より一歩下がって後ろをついていき、男性を立ててくれる人」「座っている男性にお茶を出すなど、心を配り尽くしてくれる控えめな女性」に憧れるのだ。

ところがなんと、欧米以外でも日本人女性が注目されていることを知った。数年前、香港で現地の女性たちと食事をしていて話題が「結婚」になった。香港人女性と欧米人男性との国際結婚は、離婚するカップルが多いという。

なぜなら、欧米人は外見でアジア人の国籍を見分けられないため、アジア人女性はみな“日本人女性”のように振る舞ってくれるのだと早とちりをして結婚するからだという。ちなみにこれは、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」により間違った決断や行動を取ってしまう非常に良い例である。

文=パク スックチャ

 

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