1位はネットワーク・エンジニア、給与水準が大幅アップしたIT職トップ5

Turnbull / gettyimages


ソフトウェア・エンジニアの給与アップのもう一つの要因が、DevOps(開発と運用)と呼ばれる、単にコンピューター・プログラムを構築する以上の仕事をするエンジニアの需要が高まっていることだ。

新たなIT職であるDevOps担当のエンジニアは、システム構成の設計を行い、迅速にコードを作成し、品質保証テストを行い、ネットワークあるいはシステム上にプログラムを導入する――テンポの速い企業が求める「アジャイルソフトウェア開発方法論」と呼ばれる組み合わせの役割を担う。「2~3つの仕事を1つにまとめた仕事だ」とグリゴラカキスは言う。そのためこうした職種の給与水準は必然的に高くなるのだ。

給与額が急増したIT職トップ5は以下の通り。( )内は給与の上昇率。
1. ネットワーク・エンジニア (7.21%)
2. ソフトウェア・エンジニア (5.48%)
3. プロジェクトマネージャー (3.87%)
4. プロジェクトマネージャー クオリティアシュアランス (3.87%)
5. システムアドミニストレータ (3.56%)

編集=森 美歩

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