落とし穴だらけ? オンラインでの情報共有に潜む危険

Andrew Brookes / gettyimages

人々は、オンラインでの情報共有に気をつけているようで気をつけていない。ことソーシャルメディア上においては、ほぼあらゆる情報を共有している。オンラインの情報は検索可能であるから、これはなかなか危険なことだ。未来の雇用主があなたの投稿内容を見つけて「不適切」と思うかもしれないし、あなたの人柄を誤解する可能性もある。

ソーシャルメディアのアカウントをどう設定し、どのオンラインサイトと取引をするかには、もっと注意深くなる必要がある。以下に、オンラインでの情報登録や投稿で気をつけるべき7項目を紹介する。

ソーシャルメディアは「丸見え」

プロフィールをかなり厳重にロックしておかない限り、あなたがソーシャルメディア上でしていることは検索が可能だ。世界の誰がどこにいても、あなたの名前を検索し、何を投稿しているかサーチすることができる。自分についての情報を知られたくない相手がいる人は、自分のページのセキュリティを強化しよう。これらのネットワークは、あなたを社会から「丸見え」にしているのだ。

オンラインショッピングの危険性

消費者は以前に比べて注意深くはなったが、オンラインショッピングでは、消費者の銀行口座や自宅の住所などの個人情報が危険にさらされている可能性がある。どこかの企業から情報が流出しても、多くの場合はすぐ公表されず、発表されるのは数か月経ってから。そのため、消費者がなりすまし犯罪や預金の全額引き出しなどの被害を受ける可能性が高くなってしまう。

セキュリティポリシーをサイトに載せているなど、対策がしっかりしていて、データが流出した場合に消費者を保護する措置をとってくれるオンラインショップを選ぶことが大切だ。

仮想プライベートネットワーク(VPN)をつくる

インターネットの利用状況を他人に知られないようにするには、仮想プライベートネットワーク(VPN)をつくるといいかもしれない。そうすることで、政府機関やハッカーがあなたの情報にアクセスするのを阻止することができる。これが最も安全な方法で、海外へ行くことが多く、安全なネットワークの確保に不安がある人には特に当てはまる。
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編集=森 美歩

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