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alexmillos / Shutterstock

フェイスブックは先月、従来の「いいね!」に加え、新たに5種類のボタン「超いいね!/うけるね/すごいね/悲しいね/ひどいね」を導入。ユーザーはこれまで以上にバラエティーに富んだ感情を表現できるようになった。しかし、いいね!の押しすぎは、悪質業者からの偽情報を拡散することにもなりかねない。そのような偽情報は、フェイスブック上で「いいね!スパム(like-farming)」や「偽いいね!」と呼ばれる手法で拡散されている。

ここで、その仕組みを説明しよう。業者はまず、「いい話」をフェイスブックに投稿し、大量の「いいね!」を獲得する。より多くの人にシェアされるとその投稿はニュースフィードの上位に表示され、更に多くの人の目に触れる。ここで注目したいのは、悪質業者が最初に偽情報を投稿した時点では、その投稿はまったく害がないように見える点だ。例えば、ある人が辛い経験をしているので、その話をシェアして欲しいといった内容だ。

しかし、投稿への「いいね!」や「シェア」の数が一定量を超えると、業者は投稿を宣伝などに差し替え、そこから報酬を得たりクレジットカードの番号を求めたりする。

カード情報を盗まれる危険も

「悪質業者は収集した情報を、第三者に売るかもしれません。クレジットカード番号やパスワード、その他の個人情報が漏えいする危険性もあります」と、専門家は述べている。「こういった事態を防ぐ最善の方法は、『いいね!』を押す前によく考えることです」

典型的な悪質投稿は、感情に訴える「いい話」だ。動物保護の投稿だったり、手術後も(外見に)自信を持つよう誰かを励ますものもある。また、「いいね!」や「シェア」で、iPhoneや iPad等の家電製品が当たると謳う詐欺もある。

オーストラリアの警察は最近フェイスブックユーザーに対し、カンタス航空を名乗る詐欺に注意を促した。「カンタス航空」の偽のフェイスブックページは、94周年を記念して、行き先自由のビジネスクラス航空券975枚と5,000ドルの当選金を、「いいね!」や「シェア」をした人にプレゼントするとしていた。

この手の投稿に「いいね!」を押したことがある場合、その投稿を再度確認することをおすすめする。中にはすっかり内容が変わっているものもあるかもしれない。フェイスブック右上にある下矢印をクリックし、「アクティビティログ」を選択。次にページ左側にあるフィルタから「いいね!」をクリックすると、過去に自分が「いいね!」を押した投稿をすべて確認することができる。

スパムを広めない一番の方法は、信頼できる投稿者かどうかを見極めることだ。本物であることを証明するため、有名ブランドの中には公式のフェイスブックページに青のチェックマークを表示しているものもある。

「いいね!スパム」を避ければ、友人たちのニュースフィード上にも余分な投稿が出る頻度が減る。逆に、スパム投稿をシェアしているような人は、友人の友達リストから削除されてしまう危険性もあるのだ。

編集=上田裕資

 

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