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1位、 ケネス・グリフィン 、 シタデル (Photo By Tom Williams / CQ Roll Call)

2015年といえば、ギリシャの債務問題や、中国経済などの不安材料が持ち上がる中、世界の金融政策に一喜一憂する波乱に満ちた1年だった。このような状況下、世界のヘッジファンドの中で最も稼いだファンドマネージャーは誰だったのか、ランキングが明らかになった。トップ10と、その稼いだ金額を紹介する。

1.ケネス・グリフィン 17億ドル
シタデル

シタデルといえば、バーナンキ前米FRB議長がシニアアドバイザーに就任したことで有名なヘッジファンドだ。他の数多のヘッジファンドや投資会社からラブコールがあったバーナンキを最も惹きつけたのは、若き運用の天才、ケネス・グリフィン率いるシタデルであった。グリフィンは、ハーバード大在学中からフォーブス誌を読み、投資に興味を持ったことで、ファンドを設立。そして、現在の地位を確立していった。47歳のグリフィンは、この年17億ドルを稼ぎだし、26年の彼のキャリアの中で初めて大御所たちを差し置き、新たな王者に輝いた。

2.ジェームス・シモンズ 16億5000万ドル
ルネッサンス・テクノロジーズ

元数学者で、伝説のクオンツファンドであるルネッサンス・テクノロジーズ創業者のシモンズは、2010年に当社のファンド運用からはリタイアしているが、引き続き、自己の投資資金の増加で2位にランクイン。

3.スティーブ・コーエン 15億5000万ドル
SACキャピタル・アドバイザーズ

スティーブ・コーエンは、2011年インサイダー取引の疑惑で全顧客に投資資金を返還して以来、自身と家族、従業員の資金のみの運用にとどまっているが、それ以降、2度目の好成績をおさめ、3位に輝いている。

4.デビッド・テッパー 12億ドル
アパルーザ・マネジメント

元々ゴールドマン・サックスに勤めていたテッパーが有名になったのは、リーマン・ショックで大儲けしたことだ。ヘッジファンドの運用報酬ランキングでは、09年、12年、13年にトップになった彼が、2015年も好成績をおさめ、4位にランクインした。

5.デビッド・ショー  7億ドル
D.E.ショー&カンパニー

コンピュータープログラムの開発者であるデビッド・ショーは、多くの論文を書き、コンピューター技術の発展に大きく寄与した人物といわれ、世界的に有名なクオンツ・トレーディング会社のD.E.ショー&カンパニーを設立。アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスはこのD.E.ショーから独立している。

6.ジョン・オーバーデック
  デビッド・シーゲル   6億ドル
ツー・シグマ

ツー・シグマは2015年10%を超える運用成績を上げ、6位に入る。

8.イスラエル・イングランダー 5億5000万ドル
ミレニアム・マネジメント

昨年JPモルガン・チェースの世界商品事業共同責任者だったジョン・アンダーソン氏を商品事業担当世界責任者として招いたミレニアム・マネジメント。イングランダーは個人資産として5億5000万ドルを稼ぎだし、8位にランクイン。

9.レイモンド・ダリオ 5億ドル
ブリッジウォーター・アソシエイツ

グローバルなマクロ戦略を得意とするマルチストラテジーファンドのブリッジウォーターは世界最大のヘッジファンド。ダリオは5億ドルを稼いだ。

10.ジョージ・ソロス 3億ドル
ソロス・ファンド・マネジメント

言わずと知れた世界三大投資家のジョージ・ソロス。今年のはじめ、世界の金融市場に対しての警戒感を示唆したソロス氏だが、2015年も好パフォーマンスを見せたことは忘れていない。

編集 = 谷本有香

 

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