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I write about interesting Chinese companies

シャオミ(小米)のレイ・ジュン(雷軍)CEO (Photo by ChinaFotoPress/ChinaFotoPress via Getty Images)

シャオミ(小米)のレイ・ジュン(雷軍)CEOは先週、小売りチャネルを広げるために、中国で販売店300店舗を開設することを明らかにした。同社はこれまで、製品をオンラインで限定販売する手法を取っており、戦略転換は業界関係者を驚かせている。

シャオミの昨年のスマホ出荷台数は7,000万台で、目標の8,000万~1億台には届かなかった。調査会社のCounterpoint Researchによると、シャオミの中国市場での販売は14%伸び、シェアは14.9%だったが、ファーウェイの販売は52%伸び、シェアも14.3%に拡大した。一方、アップルのシェアは14.3%だった。

今回の戦略変更は、中国のスマホマーケットのけん引力となっている富裕層の取り込みを狙ったものと考えられる。調査会社Canalysによると、昨年の中国のスマホ市場は2%増の4億2,700万台にとどまったが、500ドル(約5万7,000円)以上のハイエンド製品の出荷は45%増えた。シャオミの売上高の74%を占めた200ドル(約2万3,000円)以下のスマホ市場は昨年、前年比で16.6%縮小した。

格安品を狙って購入する層と違い、経済的に余裕がある消費者は製品を店舗で手にとって、確認したがる傾向がある。アナリストたちは、リアル店舗の展開はハイエンド消費者との関係強化にプラスになると評価する。

Canalysリサーチディレクターのニコル・ペンは「シャオミは中国のマーケットに合わせて戦略を見直す時期に入った」と指摘した。

シャオミは高価格端末の製造にも乗り出している。昨年は同社にとって最高価格となる2,999元(約5万2,000円)のMi Note Proを発売した。今年リリースしたMi 5の価格は1,999元(約3万5,000円)からで、端末には初めてクアルコムのチップSnapdragon820を搭載した。

ファーウェイは、富裕層の消費者の取り込みでシャオミを先行している。ファーウェイの昨年のスマホ出荷台数は44%増加し1億台を突破した。その3分の1はミドルエンドからハイエンド製品で、673ドル(約7万3,000円)からのラインナップの製品も含まれている。

長江商学院で戦略管理を担当する滕斌聖(トン・ビンション)副教授は「シャオミは販売店をオープンするだけでなく、より魅力的な製品ラインを作らなければならない」と指摘する。シャオミは最近、スマホで遠隔操作できるスマートハードウェアのプロジェクトに着手し、バーチャルリアリティとロボットビジネスにも参入した。

また、自社の決済ツールの構築も考えているようだ。先月には内モンゴルの決済会社捷付睿通(ジエフールイトン)の株式の65%を取得。オンライン決済市場に参入したアップルとサムスンに続こうとしている。2社は中国人消費者に自社のツールを利用させようと、それぞれ中国最大のオンライン決済会社中国銀聯と手を結んだ。

「シャオミはアップルペイの成功を意識しているが、アップルペイには銀聯とそのバックにいる中国の商業銀行という強力なパートナーがいる。この競争が激しいマーケットに食い込むためには、シャオミにも強いパートナーが欠かせない」と、Forresterシニアアナリストの王小峰(ワン・シャオフォン)は指摘した。

編集=上田裕資

 

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