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権威のある格付けと厳選した旅情報を発信

ローマ・カバリエリからの眺め (Photo Courtesy of Waldorf Astoria Hotels & Resorts)

昨年9月に初めて訪米したローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は、全米各地で熱烈な歓迎を受けた。テレビ番組では特集が組まれ、雑誌は表紙に法王の写真を取り上げ、インスタグラムには法王をヒップホップ・アーティストになぞらえたりした写真が数多く投稿された。そして、その熱気は今年に入っても継続している。それは主に、2016年がカトリック教会の「いつくしみの特別聖年」だからだ。

ほぼ一年間にわたって、法王の一般謁見や祭儀その他の儀式が多数行われる。その歴史的な出来事を肌で感じようと、今年11月末までには世界中から、大勢の人がローマとバチカン市国を訪れるだろう。ぜひ、この間に初めてこの地を訪れたいと考えているあなたのために、お勧めのコースを紹介する。歴史を学び、名所をめぐり、食事を楽しむ旅を堪能できるはずだ。

1日目


「永遠の都」ローマには、数えきれないほどのホテルがある。中心部にはホテル・レギーナ・バリオーニやホテル・マジェスティック・ローマなどがあるほか、便利な場所ながら古風な趣のあるビラ・スパレッティ・トリベリや、今年秋に大規模な改修工事を終える予定のホテル・エデンがある。長きにわたって多くの人々に愛されてきたホテル・エデンは、再び「一度は泊まってみたいホテル」としてにぎわうことになるだろう。

かつてティベリウスやネロが支配したローマに来たなら、自分も皇帝になったような気分になっても不思議ではない。金箔とタペストリーで飾られたローマ・カバリエリのロビーに一歩足を踏み入れれば、そこは貴族的な雰囲気にあふれた空間だ。豪華なソファや大理石のバスルーム、サルバトーレ・フェラガモのアメニティなど、客室も同様の豪華さだ。さらに、モンテマリオの丘の上からは、ローマ市内やバチカン市国が一望できる。そして、ホテルの客室のバルコニーからは、ボルゲーゼ美術館やサンタンジェロ城をはじめ、数々のローマの史跡を見渡すことができる。

市内の地図が頭に入ったら、次の数日間の予定は立ったも同然だ。早速タクシーに乗って、コロッセオに向かおう。車なら、ホテルから20分ほどの距離だ。ほかの多くの観光客たちのように、円形闘技場の前での記念撮影だけで済ませても、列に並んで中に入ってみてもいい。だが、建造から1,900年余りのこの娯楽施設に、並ぶことなく入る方法がひとつだけある。シティーワンダーズが主催する、コロッセオと古代ローマの史跡をめぐるツアーに参加することだ。同社は参加者たちに、ほかでは決して味わうことのできない刺激的な体験を提供する数々のツアーを誇っている。

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コロッセオのガイド (Photo Courtesy of DeMarco Williams)

午後3時からのツアーに参加するなら、ガイドにはぜひセブを指名しよう。まるで大学で一番の教授のように、セブは石の切り出し方からやアーチ型の天井についてまで、実際以上に興味深く感じられるよう説明してくれる。セブの話の良いところは、当時の現実を美化しない点だ。奴隷たちや人々の生活環境について、音声ガイドの説明には含まれないことも教えてくれる。

3時間のツアーの所要時間中は、ずっと歩きどおしだ。終了後には当然、休みたくなる──タクシーに乗ってホテルに戻り、夕食までの間にカバリエリ・グランド・スパクラブでトリートメントを受けよう。敷地面積およそ2,500平方メートルのこの施設は、毎日午後10時まで営業している。脚の疲れを取るトリートメントや、日に当たった肌に輝きを取り戻す究極のリフト・フェイシャルがお勧めだ。

ゆっくり休んだ後は、もう食事をするよりホテルのベッドで本格的に眠りたい気分かもしれない。だが、せっかくなのでもうひと頑張り。かの有名な「ラ・ペルゴラ」でディナーを楽しもう。カリスマシェフのハインツ・ベックが作り出すのは、リゾットやスパゲッティなどの伝統的なイタリア料理にとどまらず、創意工夫にあふれた数々の料理。この店では、メニュー選びでどんなに冒険しても間違いはない。提供される料理はすべて、ベックのチームが地元の業者から仕入れた、最高に新鮮な食材を使ったものばかりだ。

編集 = 木内涼子

 

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