CONTRIBUTOR

Enrique Dans

I study technology disruption in individuals, companies and societies.

I am Professor of Information Systems at IE Business School in Madrid (Spain). I graduated with a B.Sc. from Universidade de Santiago de Compostela, then got my MBA at Instituto de Empresa (Madrid, Spain), my Ph.D. in Management Information Systems from the Anderson School at UCLA, and conducted postdoctoral studies at Harvard Business School. My research interests are related to the impact of disruption and technology at three levels of analysis: individuals, organizations, and the society as a whole. I’ve been teaching and consulting in the technology field since 1990. Besides that, I am a frequent contributor and columnist in business and economic newspapers and magazines, I participate in different technology startups, and I write on a daily basis since 2003 in my page in Spanish, enriquedans.com, one of the most popular technology blogs in Spanish, and in English on Medium.

  • Slackはビジネスコミュニケーションの未来となるのか

    先日行われたSlack(スラック)の新規上場は、株価が参考価格の26ドルを大きく上回る38.50ドルの初値をつけた上、一時42ドル近くまで上昇するという成功を収めた。参考価格での時価総額は約157億ドル(約1兆6800億円)。本稿執筆時点の株価(37ドル余り)を基にした時価総額は188億ドル(約2兆 ...

  • アマゾンの商品お勧め機能「Amazon’s Choice」が抱える問題

    ここ最近、アマゾン・ドット・コムで特定の商品に表示される「Amazon’s Choice」ラベルの気まぐれさと信頼性の低さを指摘する記事が相次いで出されている。このラベルは、理屈のうえではアマゾンが価値の高いと判断した商品を際立たせるために使われているとされるが、どうやら実際には、偏りが ...

  • 世界で勢いを得る「絶滅への反逆」運動とは?

    「絶滅への反逆(XR, Extinction Rebellion)」は、象徴的なロゴの下、気候変動を最小限に抑え、近い将来に人類が滅亡する可能性を減らすべく、世界各地の環境政策に働きかける平和的運動だ。XRは昨年5月、非常に読みやすい活動理念宣言に約100人の識者や科学者らが署名して英国で結成されも ...

  • ハッカーに報酬支払う「バグバウンティー」制度 企業は導入を

    郵便公社スイスポストが実施した電子投票システムへの公開侵入テストの結果、いくつかの重大な弱点が明らかとなり、同社は5月19日の国民投票での同システム使用見送りを強いられた。多額の報奨金と引き換えに脆弱性の特定を呼び掛けるこのテストについては、私も2カ月前の記事で紹介している。私たちは今、デジタル手段 ...

  • 仮想通貨マイニング禁止を検討 中国の判断が正しい理由

    仮想通貨マイニング(採掘)の約7割が行われているとされる中国で、マイニングの禁止が検討されていることが今月、明らかになった。中国の国家発展改革委員会(NDRC)は今月8日、中国が推進、制限、あるいは淘汰する予定の産業のリストを公開。その中で仮想通貨マイニングは、安全な生産条件が欠け、リソースを無駄遣 ...

  • テック企業とウーバー型テック企業の違い

    米配車大手ウーバー・テクノロジーズは先週、ニューヨーク証券取引所への上場申請に合わせ、財務状況を公開した。上場時の時価総額は1000億ドル(約11兆円)以上になるとも言われ、米国の新規株式公開(IPO)としては史上8番目、2014年のアリババ以来の規模となる。ウーバーはiPhone誕生から2年後の2 ...

  • グーグルのイノベーション戦略が抱える問題点

    グーグルは先週、「Inbox」と「Google+」の提供を終了した。いずれも一度は大きな期待をかけられていた製品だが、提供終了によりグーグル製品が眠る巨大な墓場に加わることとなった。グーグルが葬り去ってきたアプリケーションやサービス、ハードウエアは158に上る。これは創業20年余りの企業にしては悪い ...

  • 一部の人が変化を受け入れられない理由

    多くの人から史上最高の映画監督と評され、3度のオスカーを筆頭に数々の受賞歴を持つスティーブン・スピルバーグは、変化を受け入れるのが難しい人間のようには見えない。アメリカン・ニューシネマの時代を築いたパイオニアの一人とされ、『未知との遭遇』、『A.I.』、『マイノリティ・リポート』、『レディ・プレイヤ ...

  • 世界で重要度を増す「バグ報奨金」制度

    国民投票や地方選挙が頻繁に行われるスイスは現在、郵便公社スイスポストが開発した電子投票システムを試験しており、2月25日~3月24日には世界各国のハッカーに参加を呼び掛けて侵入テストを実施する。深刻な脆弱性の発見者には5万スイスフラン(約550万円)の報奨金が与えられる。アプリケーションのエラー発見 ...

  • アップルがネットフリックス買収? うわさの信ぴょう性は

    アップルがネットフリックスを買収すれば、サービス事業進出の地盤を完全に固めることとなる。2016年10月に米ビジネスアナリストのベン・トンプソンがその可能性を論じ、買収は両社の戦略に合致する行動だと結論づけて以降、世間ではこのうわさがささやかれてきた(ただしトムソンは約1年後に考えを変えている)。ア ...

  • 転落を続けるフェイスブックはどこへ行くのか?

    フェイスブックの株価は、7月25日にピークの218.62ドルに到達した後は下がり続け、ついに120ドル前半にまで下落した。振り返れば、今年は同社にとってひどい年だった。2016年大統領選挙でフェイスブックを通じて行われた情報操作の発覚、ミャンマーでのジェノサイド(大量虐殺)の扇動、ケンブリッジ・アナ ...

  • テスラの将来性、鍵となるのは車ではなくバッテリー

    テスラが米ネバダ州に建設中のバッテリー工場、通称「ギガファクトリー」は、世界最大の敷地面積を誇る建物となる見通しだ。また、中国の電気自動車大手、比亜迪(BYD)が来年末までに完成させる予定の工場を除けば、世界最大のバッテリー工場となる。テスラは、将来に向けて最も重要な技術の一つであるバッテリー分野で ...

  • 止まらない気候変動 米国はいつ事実を受け入れるのか?

    米政府は先日、気候変動の影響やリスク、そして米国の対策をまとめた全米気候評価(NCA)報告書を発表した。その結論は無責任なドナルド・トランプ大統領の見解とは全く異なるもので、既に生じ始めている気候変動の影響が近い将来壊滅的な規模になり、数万人の犠牲者と数千億ドル(数十兆円)の被害につながるとされる。 ...

  • 都市部の交通改革に「アメとムチ」が必要な理由

    パリ市当局が、市内に設置するレンタル電動自転車の数を世界最多に増強する計画であることが報じられた。同市が以前立ち上げたレンタル自転車プログラムでは多くの問題点が浮上しており、サービスの増強は物議を醸す決定だ。2007年、当時としては世界で最大かつ最も野心的なレンタル自転車サービスとしてパリで始まった ...

  • 誰もが見誤ったテスラの実力 最新決算でついに明らかに

    テスラについては、「車を投げ売りしており、適正な環境下での製造や迅速な生産の達成は絶対に無理」「創業者は気が触れていて、会社を破滅させようとしている」など、これまでにほぼあらゆることが言われてきた。また自動車業界の重鎮ボブ・ラッツは、テスラのモデルSを絶賛した上で、自動車コレクターに対し「テスラがダ ...

  • FBがまた「模倣アプリ」開発 スナチャつぶしの再来なるか

    フェイスブックの新アプリケーション「ラッソ(Lasso)」は、同社の“買収できないなら模倣する”戦略への回帰を示すものだ。今回模倣されたのは、好きな楽曲に自撮りの動画を合わせて口パクしたり、踊ったりできることで若者に人気のアプリ「ミュージカリー(Musical.ly)」だ。ミ ...

  • ビットトレント人気が再び上昇 配信サービスの増加背景に

    10年以上にわたり利用者が減少していたビットトレントだが、ここにきてその人気が再び上昇している。観測筋の多くはその背景として、ストリーミングサービスの数が増えていることを指摘している。ネットフリックス、HBO、アマゾン、Huluなどのストリーミングサービスに登録する代わりに、「Transmissio ...

  • カリフォルニア州、2045年までに再生可能エネルギー100%へ

    米カルフォルニア州議会は先週、州内で使用されるエネルギーを2045年までにすべて再生可能エネルギーとする法案を、賛成43反対32で可決した。同州のエネルギーは現時点で既に44%が再生可能エネルギーで、残りは9%が原子力、34%が天然ガス、13%が石炭やその他の炭化水素から生産されている。この法案で特 ...

  • NY市がウーバー規制 それでも交通渋滞が解決しない理由

    ニューヨーク市議会は先週、ウーバーなどの配車サービスに対し、営業車両数に1年間上限を設けるとともに、運転手の最低賃金を設定する規制案を承認した。ニューヨークの状況は、スペインなどの国とは大きく異なる。同国では、配車サービス車両に発行する認可数をタクシー以下に抑えることをタクシー運転手らが要求しており ...

  • テスラのモデル3が見せる快進撃 米市場の変革なるか

    米自動車市場では今、とても面白いことが起きている。テスラ初の中型車である「モデル3」の7月販売台数が、競合する他の高級車ブランドを超えたのだ。クリーンテクノロジー関連の情報サイト「クリーンテクニカ(CleanTechnica)」によると、モデル3の月間販売台数は約1万3500台で、BMWやメルセデス ...