こんにちは。ワンインチの柴田です。
私は2013年頃からCBDをサプリメントとして海外から輸入して使っており、起業を決意しました。
もともと攻殻機動隊などサイバーパンク系が好きで、サプリメントが大好きで自分で「人体実験」をしておりました。
そんな私が、CBD以外に摂っているサプリメントをその効果やエビデンスをベースにして紹介したいと思います。薬機法にいつも気を付けているので、あくまで紹介にとどめること、研究の紹介にとどめ、誰しもに効果があるものではないことをご承知おきください。
自分に合ったサプリメントを効率的におとりください。
紹介するサプリメント系統:
1)細胞の若返りと活力系
2) 男性機能・活力・パフォーマンス系
3) 肝臓・解毒・代謝サポート系とビタミン・ミネラル・吸収/腸内サポート系
1) 細胞の若返りと活力系
私が今最も注目しているのが抗酸化系のサプリメントです。
(1)NMN
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、ビタミンB3(ナイアシン)の代謝産物であり、体内でエネルギー産生や老化制御に深く関わる「NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」という補酵素の前駆体です。
NAD+は、すべての生物の細胞に存在し、ミトコンドリアのエネルギー代謝、DNA修復、サーチュイン(長寿遺伝子)活性化など、まさに「細胞の若さ」を保つ鍵とされる物質。しかし加齢とともに体内のNAD+濃度は減少していきます。
NMNを補うことで、このNAD+を効率的に増やすことができる―それが、アンチエイジング・長寿研究の分野でNMNが注目される理由です。
以下に、信頼性の高い研究論文や研究者による報告を基にした、NMNの主な効果を紹介します。
● NMNを投与されたマウスでは、ミトコンドリアの機能が回復し、加齢による代謝低下が改善された。ヒトにおいても、短期的なNMN投与によりATP産生能力の向上が示唆された(引用論文:Grozio et al., Cell Metabolism, 2019)。
● 加齢により減少したNAD+をNMN投与によって回復させたマウスは、血管内皮機能が改善し、血流が増加。特に高齢個体での筋肉持久力の回復や「若返り効果」が報告された(引用論文:de Picciotto et al., Cell, 2016)。
● アルツハイマー病モデルマウスにNMNを投与したところ、記憶力と学習能力が改善。脳内の酸化ストレスと神経炎症も減少(引用論文:Long et al., NPJ Aging and Mechanisms of Disease, 2015)。
NMNは、単なる栄養補助ではなく、細胞の「根本的な老化メカニズム」ににアプローチできる可能性がある数少ないサプリ成分のひとつと考えられています。現在も、ハーバード大学のDavid Sinclair博士をはじめ、世界中の長寿研究者が臨床試験を進めています。もちろん、効果の個人差や長期使用の評価にはまだ時間が必要ですが、科学的根拠の厚みは年々強化されているのが現状です。
次に解説するトランスレスベラトロールとの相乗効果も期待できます。
私は350mg/dで摂取しています。