(2)トランスレスベラトロール
トランスレスベラトロール(Trans-Resveratrol)は、赤ワインやブドウの皮、イタドリ(Japanese knotweed)などに含まれるポリフェノールの一種で、特に抗酸化・抗炎症・サーチュイン活性化の作用が注目されています。
分子構造には「シス型」と「トランス型」がありますが、生体活性が高く、長寿遺伝子(SIRT1)を活性化するのはトランス型であることがわかっており、サプリメントとしては高純度のトランス型が推奨されます。
ワインのポリフェノールに含まれますがそんなにワインを毎日大量に飲めませんからね。
以下、効果とエビデンスになります。
● サーチュイン(SIRT1)活性化と抗老化
ハーバード大学のDavid Sinclair博士らの研究では、トランスレスベラトロールがSIRT1を活性化し、ミトコンドリアの機能向上、炎症抑制、代謝改善などの抗老化効果を示すことが明らかにされています(Howitz et al., Nature, 2003)。
● 心血管保護
動物実験では、トランスレスベラトロールがLDL酸化の抑制、血管内皮機能の改善、血圧の調整などに寄与することが示されています(Baur et al., Nature, 2006)。
● 認知機能・脳への影響
オーストラリアの研究では、トランスレスベラトロールを摂取した成人被験者の前頭前皮質の血流増加と、作業記憶スコアの改善が報告されています(Kennedy et al., American Journal of Clinical Nutrition, 2010)。
NMNとの相乗効果
トランスレスベラトロールは、NMNによって増加したNAD+を活用してサーチュインを活性化させるスイッチのような働きを持ちます。
この2つをセットで摂ることで、NAD+の“量”と“使い道”の両方を最大化する、いわば「アンチエイジング・コンビ」として相乗効果が期待されます。
私は現在、トランスレスベラトロールを200mg/dで摂取しています。脂溶性のため、後に紹介するオメガ3などの脂質と一緒に朝食後に摂ることで吸収効率が上がるとされています。


