欧州

2025.04.03 09:00

ロシア軍のオートバイ31台がいちかばちかの突撃、降り注ぐ砲弾とドローン

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現在、ウクライナに展開しているロシア軍部隊の間で、装甲オートバイを目にすることはめったにない。一方、非装甲のオートバイならありふれている。

ロシア軍が最近、ウクライナ軍の陣地に対して行って失敗した突撃では、オートバイが31台も投入された。ウクライナ軍の砲弾やドローンが降り注ぐなか、生き延びたオートバイはほとんどなかった。

世界有数の重装甲車両ユーザーから、日常的なコンパクトカー使いへとロシア軍の「脱機械化」が進んでいることは、ウクライナ東部の最も重要な戦場でロシア軍の進撃ペースが落ちている主な要因のひとつだ。

ウクライナの3倍の人口をもつロシアの軍隊は、依然として兵力と火力でウクライナ軍に対して優位に立っている。しかし、民間人が通勤に使うのと同じような車両に乗って戦闘に入るロシア兵が増えるにつれて、この優位性は日ごとに損なわれていく。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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