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2025.03.15 17:00

人生を変える「お金の秘密」、裕福な人が実践する7つのルール

Kittyfly / Shutterstock

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お金をもつということは、単にお金を稼ぐということではない。そのお金を使って何をするかが重要だ。経済的に苦労している人と、豊かになる方法を見つけ出した人の違いは、運や特権ではない。大事なのは、金融リテラシー、戦略、規律だ。

宝くじ当選者が最終的には破産したり、高所得者が給料カツカツの生活を送ったりする話は、誰もが耳にしたことがあるだろう。その一方で、静かに富を築き、自分と家族のために金銭的な自由を確保する一般人もいる。その秘訣は何だろうか?

裕福な人は、別のルールでゲームをプレイしているのだ。そして、そのルールは学校では教えてくれない。裕福な人は自分のためにお金に働いてもらう方法、金融システムを有利に活用する方法、長期にわたって富を守り、増やす方法を理解している。

よい知らせがある。そうした戦略は、エリートだけに許されているものではないということ。誰でも応用できるし、今日からでも始められるのだ。

リッチになるための「お金の秘密」

1. お金に働いてもらう

貯蓄は重要だが、それだけでは富は生まれない。重要なのは株式、不動産、事業など、時間の経過とともに収益を生み出す資産に投資することだ。秘密兵器は複利。お金に利子が付き、その利子がさらにお金を生む。

裕福な人はこの原理を理解し、早くから投資を始め、雪だるま式に富を増やしていく。単なる貯蓄から戦略的な投資に重点を移すことでパッシブインカム(不労所得)を得て、長期にわたり経済的安定を実現できる。

2. 複数の収入源をつくる

単一の収入源に依存することは、最大の経済的リスクのひとつだ。失業や市場の変化、不景気などで収入源がなくなれば、パニックになる。裕福な人はこのことを理解しており、パッシブ運用、不動産の賃貸、サイドビジネス、デジタルコンテンツなど、収入源をいくつも儲けている。

平日昼間にフルタイムで働いている人も、配当株への投資、フリーランスの仕事、定期的な収益を生み出す製品を作るなど、小さなことから始めるといいだろう。目標は、同時に機能する複数の収入源をもつことで安定した収支を実現し、時間の経過とともに経済的な自由を拡大することにある。

3. 賢く節税する

裕福な人はただお金を稼ぐだけでなく、税制を理解し、お金をより多く残す方法を知っている。一般庶民が税金を払うことに集中する一方で、裕福な人は合法的なかたちで税金を最小限に抑えることに集中する。この戦略では、経営者であることが重要になる。ホームオフィス、出張、経費の控除など、従業員にはない税制上のメリットがあるからだ。

さらに彼らには、繰延収益や税制優遇のある退職金口座の活用、不動産などといった税制優遇のある資産への投資という戦略も用いる。重要な教訓は、税制を理解し有利に活用することは、富裕層だけでなく誰もが活用できる、富を築くツールであるということだ。

4. 財務規律をマスターする

財務規律は、永続的な富を得るための鍵になる。裕福な人は収入に見合った生活をし、生活水準のインフレを避けることで、資金の維持と成長に重点を置いている。裕福な人は、収入が増えたからといって支出を増やすのではなく、貯蓄と投資を優先する。このような習慣を自動化することで、常にお金がその人のために働くようになる。小さな規律ある行動が、長期的な経済的成功につながるのだ。

5. 「豊かさのマインドセット」を身につける

お金についての考え方が、経済的成功を形づくる。裕福な人は「豊かさのマインドセット」をもっており、お金は希少なものではなく、成長の道具だと考えている。経済的に成功している人たちに囲まれていると、視点が変わり、より賢明な金銭的判断ができるようになる。制限ではなくチャンスに焦点を当てることで、富と長期的な成功を引き寄せる「豊かさのマインドセット」を身につけることができる。

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翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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