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2025.02.13 13:00

「不労所得」の存在が40代から50代女性の経済的自由のカギになる

Nattakorn_Maneerat / Shutterstock

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パッシブインカム(受動的収入、不労所得)という言葉を聞いたことはあっても、それが実際のところ何を意味するのか、よくわかっていない人もいるのではないだろうか。

ビーチでくつろいでいるあいだに、なんの苦労もせずにお金が流れこんでくるのを思い浮かべる人もいるかもしれない。だが、現実はそれとは少し違う。パッシブインカムとは、最小限の労力で収入を生み出すシステムや資産を構築することを意味する。X世代(43歳から58歳くらい)の女性にとって、パッシブインカムは、たんなる金融戦略以上のものだ。つまり、金銭面での独立と安定を得るための生命線なのだ。

人生半ばにさしかかっているX世代の女性は、金銭面での難問に直面していることが多い。退職後の貯蓄で不足している分を埋めようとしている人や、高齢の両親や子どもの大学進学などに関する家庭内での務めをこなしている人もいるだろう。そうしたなかで、給料に頼らない金銭的な未来を夢見ている人もいるかもしれない。

従来型のキャリアを歩んでいる人の多くは、こんな疑問を抱いている。いったいどうすれば、継続的な富と、本当の意味での金銭的な自由を生み出せるのだろう?

パッシブインカムとは?

パッシブインカムとは、最小限の活動だけで稼ぐお金のことで、つねに労力や時間を投じなくても収入を生み出してくれる。雇用されて得る給料などのアクティブインカム(能動的収入)とは異なり、パッシブインカムは、有用な資産やシステムから生じる。よくある例としては、毎月の家賃を得られる不動産の賃貸、定期的な収入を生む株式の配当、いちど制作すれば継続的に販売される電子書籍やオンライン講義のようなデジタル製品などがある。

パッシブインカムというアイデアは魅力的に思えるが、知っておくべき重要な点は、まったく手がかからないわけではない、ということだ。パッシブインカムのフローを構築するためには、労力、計画、継続的なメンテナンスが求められる。パッシブインカムの真の利点は、長期にわたって、少ない労力で収入を生み出せることにある。そのおかげで、金銭面での安定を手に入れ、能動的収入を得るためのあくせくした労働から解放されるのだ。
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翻訳=梅田智世/ガリレオ

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