カナダ自由党内部の「対立」
トルドー首相は1月6日、「党内の対立」が激化する中で辞任を発表した。彼は「もはやこの職にとどまることはできないことが明白になった」と述べた。報道によると、自由党の大半は昨年12月の時点でトルドーの辞任を求めることで一致していた
トルドー政権で副首相兼財務相を務めたクリスティア・フリーランドは昨年12月、トランプによる関税への対応を巡るトルドーとの対立を理由に辞任を発表した。フリーランドは、カナダは「深刻な危機に直面している」と警告し、トルドーが2カ月間の消費税免除措置を発表したことを「高コストの政治的パフォーマンス」と呼んで非難した。
トランプは、トルドーの対応を揶揄し、カナダを米国の51番目の州にしようとする自身の主張の一環として、「カナダという偉大な州のジャスティン・トルドー」と揶揄した。さらに、イーロン・マスクもトルドーを批判して、ポワリエーヴルを支持し、トルドーを「耐え難い道具」と呼んでいた。