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2025.02.06 08:15

バレンタインに変化、愛よりも感謝を伝えるイベントに

GettyImages

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もうすぐ2月14日バレンタインデーの季節になったが、相手に“好き”を伝えるイベントは過去のもの、という調査結果をロッテが「2025年バレンタイン意識調査」で発表している。

それによると、今年のバレンタインに誰かへチョコを渡したいと思っている全国の10代~50代の女性500名を対象に調査したところ、バレンタインはどういったイベントかの問いに、「感謝を伝える日」が70.2%でダントツトップ。「チョコレートを食べることを楽しむ日」が45.4%、「好きの気持ちを伝える日」が35.8%と続いている。実際に今年渡したい人はとの問いには、「家族」が61.0%でトップ。「配偶者・パートナー」が39.8%、「友人」が35.2%と続いている。

「恋愛面で好きな相手」が5.0%とごくわずかとなっており、自分や学校の先輩・後輩へ贈る人は増えたが、恋人や恋愛面で好きな相手、職場の人へ渡す人は減少傾向であることも示されている。

また、渡したい対象として「自分」と回答している人に注目してみると、既婚より未婚の女性が約2倍いることがわかった。自分へ贈るチョコはどんなものかの問いには、美味しいかどうかはもちろん、既婚の女性は「ご褒美感があるか」、「高級感」を基準に選んでいるのに対し、未婚の女性は「手軽に変える値段」「見た目」「内容量」など質より量という考えが多いようだ。


バレンタインにチョコを贈って愛を伝えるというのは、キリスト教のバレンタインデーをモチーフに企業が考え出した日本独自の文化だったが、時代が変わるとともに家族や友人への感謝を伝える日として変化してきている。みなさんは感謝を伝えたい人へチョコレートを贈る? それとも自分へのご褒美?

出典:ロッテ「2025年バレンタイン意識調査」より

文=飯島範久

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