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2025.02.05 16:15

子供のスマホは中古が多め、OSではAndroidが6割

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近年のスマホ社会において、子供にいつスマホを持たせるのかというのは親にとって悩みの1つである。NTTドコモが2023年に行った調査のときは、小学校低学年で18%、高学年で42%という結果が出ており、特に小学6年生の所有率は65%に上っていた。

そんな子供のスマホ事情について、ゲオホールディングスが小学生の子供を持つ親を対象に「子供のスマホ利用実態調査」を実施し、その結果を公開している。

それによると、まず、子供のスマホ平均月額料金は、「1000~2000円未満」が24.7%でトップ。「2000~3000円未満」が20.9%、「3000~4000円未満」15.2%と続いている。価格帯から見ると、安いキャリアなら5~30GB使えそうだが、利用しているキャリアは3大キャリアが52.1%と半数を超えており、ある程度利用できるギガ数は抑えられているのかもしれない。


利用しているスマホについて、「Android」が58.4%で「iPhone」の35.6%を上回った。その理由として、「価格が安いから」が53.9%でトップ。「最低限の機能で問題ないから」が34.7%、「防犯・見守りなどの機能があるから」が26.9%と続いている。確かにiPhoneは価格が高く、子供に最初のスマホとして与えるには躊躇するレベルと言える。


中古スマホを利用させたことがあるかとの問いに、「ある」が63.7%に上っており、その理由としては「最低限の機能で問題ないから」が59.3%、「価格が安いから」が45.3%、「サイズが小さいものがいいから」が25.6%と続いている。


筆者の息子たちも、小学6年生からスマホを持たせているが、学校には持っていけないので、ほとんど自宅で利用している。スマホはiPhoneだが、いずれも筆者が使ったお古。Wi-Fiでの利用がほとんどなので、ギガ数も盛っていない。今の時代スマホを持たせないという選択肢は難しく、極力安く済ませたいという思いは同じで、どこの家庭も同じ状況なんだと感じた結果だった。

出典:ゲオホールディングス「子供のスマホ利用実態調査」より

文=飯島範久

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