マーク・ザッカーバーグCEOは米国時間1月7日、『まず米国で第三者によるファクトチェックプログラムを終了し、コミュニティ・ノートモデルに移行します』と発表した。これは、イーロン・マスクがX(旧ツイッター)で導入したユーザー参加型の監視システムと同様のものだ。
しかし、この発表から48時間も経たないうちに、TechCrunchが最初に報じたように「フェイスブック、インスタグラム、Threadsのアカウント削除方法」に関するGoogle検索が急増した。同ニュースサイトは、Googleトレンドからのデータを「爆発的」と評し、「メタの新方針は、すでに広がっているヘイトスピーチや暴力的な内容、誤情報がさらに急速に拡散し、深刻な影響をもたらす可能性がある」と指摘している。
これに対しGizmodoは、「おそらくすべての人が(客観的な事実よりも、感情や個人的な信念に訴えかけることの方が世論形成に大きな影響力を持つ)ポストトゥルース時代に生きる準備ができているわけではないだろう……」とコメントしている。また、フェイスブックの競合他社への関心も高まっており、Blueskyの検索件数は同じ期間に約1000%増加したという。
TechCrunchによれば、「反発は迅速だった。メタのプラットフォームから離脱する方法に関する検索が今週急上昇している。『フェイスブックを完全に削除する方法』といった検索はGoogleトレンドで最大値の100に達した」という。