iPhoneのストレージ容量は大きければ大きいほどよい。iPhoneで写真やビデオを撮っているとすぐに残量が少なくなるからだ。
iPhone 16 Proはストレージ容量が128GBから1TBまで選択できる。大きなiPhone 16 Pro Maxは256GBが最低容量だ。iPhone 16 Proのストレージ容量を256GBにカスタマイズすると、実は購入価格の差は1万5000円となる。
iPhone 16 Proシリーズの良いところはカメラがプロ仕様であることやバッテリーのタフネスだけでない。ふだん使いでメリットを実感するところは「常時表示をオン」にできたり、120Hz倍速表示に対応するProMotionテクノロジーを載せたディスプレイにより、スクロールする画面や動画がチラつきにくいことも挙げられる。
スマートフォンにプロ品質のカメラ性能を求めるならば、iPhone 16 Proを迷わずに選びたい。だが、今年のiPhone 16シリーズは「Proの実力に肉薄している」ことを最後に繰り返し強調しておく。
新しいカメラコントロールが使えること、来年には日本でもApple Intelligenceにも対応することなどを考えれば、iPhone 16シリーズはとても魅力的な選択肢だ。画面とバッテリー容量が大きくなることに価格差1万5000円を選ぶ意義があると思う。筆者は6.7インチのiPhone 16 Plusを一押し候補にしたい。
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