アンデルセンによると筆者は、10年前に講演した際、宇宙人からの通信がまだ受信されていない理由の1つはおそらく人類が宇宙における生命の第1世代だからかもしれないと話したという。だが現在は、もし地球外文明が存続しているなら、80億年続く文明が宇宙に存在し得ないという理屈はどこにもないと考えている。
星間塵それ自体に関しては、どうだろうか。
塵は、太陽のような恒星や惑星の形成において非常に重要であるため、その存在は望ましいことだとアンデルセンは指摘。だが、塵によって宇宙の観測が非常に難しくなるので、塵の量がこれ以上多くなくて何よりだと思うと話した。星間塵が人間の存在を可能にするほどの量だけ存在し、なおかつ宇宙にあるものに関する大きな疑問を投げかけられなくなるほど多くは存在しないのは、ありがたいことだとアンデルセンは述べている。
(forbes.com 原文)