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2024.05.14 08:30

最新iPad Proは「ノートPCの代わり」以上の存在に、M4搭載モデルレビュー

M4搭載iPad Proと専用のMagic Keyboard。デザインマッチもいい

キーボードとペンシルを組み合わせれば、iPad Proによる企画書の草案作成、イラストのラフスケッチなどの作業がはかどる。完成したデータをメールに添付して、キーボードでタイピングしたテキストを添えて送るといった、パソコン的な使い方もシームレスにできる。

常時インターネットにつながる5G対応モデルの魅力

モバイルワークステーションとして、iPad ProがMacにないもう1つの魅力的な機能を備えている。それが5G対応のセルラー通信機能を本体に内蔵したWi-Fi+セルラーモデルが選べることだ。
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オフィスや自宅を離れてリモートスタイルで働く時間が長い方は、出先でノートPCを効率よくネットワークにつなぐ方法をいつも模索していないだろうか。セルラー通信機能付きのiPad Proは常時ネットワークにつなぎっぱなしにできる。スマホによるテザリングの準備も不要だ。M4搭載のiPad Pro、M2搭載のiPad Airは物理SIMカードを挿すスロットを省略して、eSIMを登録して使うデバイスになった。新しいiPadのセルラー通信機能を活用する場合は、購入前後にお得なeSIMによる通信プランを提供するキャリアの目星をつけておきたい。

Wi-Fi+セルラーモデルのiPad Proは5G対応の常時ネットワーク通信に対応。移動しながらリモートワークを進めやすい

Wi-Fi+セルラーモデルのiPad Proは5G対応の常時ネットワーク通信に対応。移動しながらリモートワークを進めやすい

iPad Proが搭載するカメラがビジネス利用に最適化された。フロントカメラは、iPad本体を横に構えるとディスプレイの上部センターの位置になるようにレイアウトを変えた。話者がカメラに目線を合わせやすいので、カメラ映りがより自然になる。

iPad Proのメインカメラは2つのレンズにより構成されるデュアルカメラだったが、M4搭載iPad Proは12MPの広角カメラだけを残してシングルルカメラになった。代わりにアダプティブTrue Toneフラッシュを搭載している。書類のデジタルスキャニングが便利にできるようになった。
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編集=安井克至

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