2024年 暗号資産で富を築いた億万長者たち
※純資産は2024年3月8日時点のものとなる。16. ジョセフ・ロー、ニキル・ヴィスワナサン/15億ドル(約2334億円)
スタンフォード大学卒業生の2人は、2020年にWeb3インフラプロバイダーのアルケミーを共同創業した。2022年初頭につけられた同社の評価額は100億ドル(約1兆5562億円)以上だった。Notice.coが追跡した未公開株のセカンダリー市場のデータに基づくと、現在の同社の価値は約56億ドル(約8715億円)とされている。15. ティム・ドレイパー/20億ドル(約3112億円)
ドレイパーはベンチャーキャピタリストで、初期のビットコイン投資家としても知られる人物だ。2014年、ドレイパーは、連邦保安官がオンライン闇市場のシルクロード(現在は閉鎖)から押収した2万9656ビットコインを1870万ドル(約29億円、1コインあたり632ドル)で購入した。現在、その価値は20億ドル(約3112億円)に達している。また、テスラやセラノスなど、さまざまな企業に数十件のベンチャー投資を行っている。14. スチュアート・ヘグナー/25億ドル(約3890億円)
スチュアート・ヘグナーは、2014年からテザーとその姉妹会社ビットフィネックスの顧問弁護士を務めており、推定13%の株式を保有している。テザーは、「Pig Butchering(豚の屠殺)」と呼ばれる手法で暗号資産詐欺を行う人身売買組織や、その他のテロ・犯罪集団によるマネーロンダリングを助長していると非難されている。また、2021年にはテザーとビットフィネックスは、テザーが手元資金を過大に計上していたとして詐欺容疑で起訴され、その和解金として1850万ドル(約28億円)を支払った。