2024.05.31 14:15

世界一速い車TOP10、1位の最高速度と価格は?

Andriy Onufriyenco / Getty Images

【第8位】サリーン S7 ツインターボ

第8位にランクインしたのはアメリカの自動車ブランド『サリーン』が製造販売しているスーパーカーです。元々はルマン24時間耐久レースに参戦するために開発され、その後公道仕様車が販売されました。
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サリーンの特徴として、フォード車のチューニングを行った車両を販売していた背景があります。S7の場合は、フォードエンジンを参考にサリーンがオリジナル製作した排気量7.0LV8エンジンが搭載され、ツインターボモデルでは最高速度399kmを記録しました。

アメリカの車といえばマッスルカーのイメージが強いですが、サリーンS7のようなロードゴーイングレーサーのような車両も存在します。こちらも街中で見かけることは少ないかと思いますが、レースでの活躍も華々しい車両ですので、覚えておく価値アリな1台です。

サリーンS7ツインターボのスペック


全長:4774mm
全幅:1981mm
全高:1041mm
エンジン:7.0L V型8気筒ツインターボ 
最高出力:760PS / 6300rpm
最大トルク:97.0kgf・m/6800rpm
税込価格:約100万ドル
サリーン S7
サリーン S7

【第7位】9ff GT9-R

第7位にランクインしたのは、9ff GT9-Rです。9ffは、かの有名なポルシェのチューニングブランド『RUF』の開発責任者であったヤン・ファットハウアー氏が、『ポルシェ911をベースにした車両で最高速度400km超えを目指す』事を目標に立ち上げたブランドです。

9ff GT9-Rは、ポルシェ911(997型) をベースに1100psにまでチューニング、ボディー形状も伸びやかにデザインし直され、空力向上が図られ、最高速度は409kmを達成しています。
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見事に目標を達成した9ff、今後もモンスターマシンの発表が期待されるブランドです。

9ff GT9-Rのスペック


全長:4733mm
全幅:1860mm
全高:1180mm
エンジン:4.0L 水平対向6気筒ツインターボ
最高出力:1136PS 
最大トルク:1050N・m
税込価格:約68万ドル

9ff JAPAN

9ff JAPAN

【第6位】SSC アルティメット エアロ

第6位にランクインしたのは、アメリカの自動車メーカーSSC(シェルビー スーパーカーズ)が2004年に発表したスーパーカーです。こちらの車両も先ほど紹介したサリーンS7と同様に、それまでのアメリカンマッスルかーとは一線を画すデザインを持つのが特徴です。

シェルビースーパーカーズは、1999年に発足したメーカーで、シェルビー・コブラで有名な『シェルビー・アメリカン』とは無関係となります。

そんなSSCから発売された アルティメットエアロは、1287psを発生するパワーユニットをエアロダイナミクスに優れたボディーに搭載し、最高速度は412kmを記録しました。元々モータースポーツが盛んなアメリカでは、速さはステータスの一つともいえます。

SSCのようなスーパーカーメーカーも、新たな『アメ車』のジャンルとして今後も注目すべきポイントになっていきそうです。

SSC アルティメット エアロのスペック


全長:4475mm
全幅:2101mm
全高:1092mm
エンジン:6.3L V型8気筒ツインターボ
最高出力:1287PS / 6950rpm
最大トルク:153.8kgf・m/6150rpm
税込価格:約7200万円
出典:wikipedia.org Author:Jacob Frey 4A CC 表示 2.0
出典:wikipedia.org Author:Jacob Frey 4A CC 表示 2.0
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