【第2位】ブガッティ シロン スーパースポーツ
第2位にランクインしたのは、ブガッティ シロン スーパースポーツです。第5位にランクインしていたヴェイロンの後継者に当たるのが、こちらのシロンになります。ヴェイロンでも世間の度肝を抜く性能を誇りましたが、シロンに関してはそれを大きく上回るテクノロジーを与えられました。心臓部には8L W16型エンジンに4つのタービチャージャーを搭載し、脅威の1622psを発揮しています。
ブガッティに関しては、最高速世界一を何度も達成しながらも、後発に追い抜かれる事を繰り返しています。こちらのシロン スーパースポーツは、登場時に最高速度490kmを達成し、見事に世界一の座に返り咲きました。
4つのターボチャージャーを搭載するなど、意欲的に最高速世界一を狙い続けたブガッティ、しかし新たな刺客に世界一の座を奪われることになってしまうとは、この時誰が予想したでしょうか。
ブガッティ シロンのスペック
全長:4544mm
全幅:2038mm
全高:1212mm
エンジン:8.0L W型16気筒クワッドターボ
最高出力:1103kw[1622PS ]/ 6700rpm
最大トルク:1600N・m[163.2kgf・m] /2000~6000rpm
税込価格:約3億5840万円
【第1位】SSC トゥアタラ
第1位に輝いたのは、アメリカのスーパーカーブランドSSC(シェルビースーパーカーズ)が販売している『トゥアタラ』です。スーパーカーブランドはヨーロッパの方が有名なイメージですが昨今ではアメリカのブランドでもこのような高性能なスーパーカー、ハイパーカーの生産が盛んになってきた印象です。トゥアタラの心臓部には、6.9LV8ツインターボエンジンが搭載され、最高出力は、1750hpを発揮します。気になる最高速度は、ついに500kmを超え、脅威の532kmを叩き出しました。自動車の最高速が500kmを超える時代の訪れを誰が想像できたでしょうか。
空力の進化、タイヤの進化、エンジン技術の進化、最高速度が向上することには様々な要素がありますが、一番の理由はエンジニアの情熱だと思います。昔から『車が空を飛ぶ』と言われますが、地に足を着けて走る間に一体何kmで走行する車両が現れるのか、今後の開発競争にも期待しましょう。
SSC トゥアタラのスペック
全長:4430mm
全幅:1991mm
全高:1092mm
エンジン:6.9L V型8気筒ツインターボ
最高出力:1305kw[1750hp ]/ 6800rpm
最大トルク:1736N・m[176.6kgf・m] /6800rpm
税込価格:約190万ドル