キャリア

2024.03.12 13:30

求職中に採用担当者との連絡が「急に途絶えた」際に企業で起こっていること

押し付けがましくならない程度に、(実際にそうした案件がある場合は)他にも検討している求人があることにも触れつつ、貴社のポストが第1志望だとアピールしよう。社会人としての節度を保ちながら、粘り強く働きかければ、このポストを心から希望しているという印象を与えつつ、担当者の記憶に残ることができるはずだ。

・対策2:他の連絡手段を試す

すでに採用担当者にメールを送ってみたのだが反応がないという場合なら、別の手段を検討しよう。例えば、LinkedInなどのビジネスパーソン向けネットワーキングサイト経由で、コンタクトをとってみる方法がある。それでもうまくいかない場合は、別の接点になる人、例えば、採用責任者や面接官の誰かと連絡がとれないか試してみるといい。さらには、自分の人脈を通じて相手企業内の人とつながり、採用プロセスについてさらなる情報を手に入れることも考えてみよう。

・対策3:くじけずに就職活動を続ける

採用担当者からゴースティングを受けたとしても、自己評価の低下につなげるのは避けよう。「自分が至らなかったのだ」と受け止めるのではなく、他に良いポストはないか探し続けよう。リサーチを怠らず、人的ネットワークを広げて、自分に合ったポストがあれば応募するなどして、ポジティブな姿勢を保とう。仕事探しが軌道に乗れば、さらにやる気が湧いてきて、理想の仕事に出会う可能性も高まる。

何の反応もない採用担当者と付き合うのはイライラがたまるかもしれないが、根本的に言えば、これは応募者側にはどうしようもできない問題だ。担当者からゴースティングされるのは、応募者の資質よりも、求人をしている企業の側に理由があるケースが多いことを覚えておこう。

自信と決意を持って仕事探しにアプローチすれば、最終的には、自分にしかない才能を生かせるポストを射止められるはずだ。

forbes.com 原文

翻訳=長谷 睦/ガリレオ

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事