キャリア

2024.03.12 13:30

求職中に採用担当者との連絡が「急に途絶えた」際に企業で起こっていること

・理由2:応募者にはわからない社内の事情がある

時に、企業側が誰を採用するか決めかねているために、担当者からの連絡が途絶えることもある。採用プロセスが複雑で、複数の関係者からのフィードバックを必要とする企業は多い。また、意中の候補者と条件面を交渉している、あるいは身元照会先をチェックしているといった事情によって、最新の情報を応募者に伝えにくい状況にあることも考えられる。

・理由3:採用担当者に不測の事態が起きている

仕事量があまりに多く、担当者の時間管理スキルに問題があるために、キャパシティーオーバーとなって連絡が途絶えてしまうケースもある。必要なリソースが欠けている場合は、身動きが取れなくなり、やるべきタスクをこなせない状況は容易に起こり得る。また、身内の不幸や病気など、担当者の個人的な事情でゴースティングが起きることもあり得る。さらに、採用担当者がレイオフの対象となることも、あり得ない話ではない。この場合は、応募先企業の別の人物に連絡を取る必要が発生するだろう。

ゴースティングへの対策

不安定な経済状況によって採用チームが縮小傾向にあることを考えると、誰であれ、どこかのタイミングでゴースティングされる可能性はある。仮にそうなった場合でも、求職者は自分を責める必要はない。以下に挙げるような対策をとり、仕事探しの勢いを失わないようにしよう。

・対策1:適切なタイミングで、こちらからフォローアップする

採用担当者から返答の期限が提示されていたが、1週間以上経っても音沙汰がないのなら、こちらからフォローアップしてみよう。メールを送り、時間をとってくれたことに感謝の意を示しつつ、募集されているポストに関心があると伝えるといいだろう。
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翻訳=長谷 睦/ガリレオ

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