イケアのこの取り組みについてパテルは、若い活動家たちとイケアの経営陣の間に他に類をみないパートナーシップを築くことにつながったほか、サプライチェーンにおける循環性や難民の支援といった重大な課題に取り組む一方で、持続可能性と透明性の限界を押し広げてきたと述べている。
そして「より多くのブランドがこれまでのインカの取り組みに注目し、若い声を取り入れるために、このモデルを導入する必要があります」と訴える。
前出のムーアは、そのほか次のようにも話している。
「若者たちは、単なるもう1つの消費者層ではありません」「彼らは究極のクリエイターであり、オンラインで起きたことをさらに推進し、ソーシャルメディアの様相を変化させています」
どのブランドにとっても、いま直面する課題は「若者たちの希望と創造性を今後、組織と世界のためにいかに活用していかれるか」ということだという。
(forbes.com 原文)