商品やサービスに対する不満を投稿するとポイントがもらえるサイト「不満買取センター」を運営するInsight Tech(インサイトテック)は、鍋料理に関する不満トレンドのレポートを公開した。2022年11月1日から2023年10月31日の間に食品関連として投稿された不満のなかで、「鍋」という言葉を含むもの6329件を抽出して不満の文章を解析したものだ。
昨年の同時期から大きく順位を上げた不満キーワードは「白菜」と「子ども」と「水」となっている。鍋の準主役でありながら高値が続く白菜への不満が強いのは納得できるとして、「子ども」は小さな子どもがいるご家庭でないとピンと来ないかもしれない。子どもに関する不満の例として示されたのが、4歳の子どもは食べない、子どもの好物を入れて辛い鍋は我慢しているのに、食べてくれないので鍋ができないという「深刻」なも不満だった。
「水」は、独り者にしかわからない不満だった。レポートに示された例では、エバラの「プチッと鍋」はプチッと1人前と宣伝しているのに、1人前の水の分量が150ccで少なすぎるというものだった。1人前なのに2つ入れてるので、ひとつあたりの量を増やしてほしいと訴えている。
鍋が大好きなだけに、不満もまた強いということだろう。それにしても返す返す、食材の急激な値上げにはまいってしまう。心置きなく鍋が食べられる平和な日々は、いつ戻ってくるのだろう。
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