食&酒

2023.12.24

人気の駅弁2023年版が決定 秋田、山形が上位に

プレスリリースより

JR東日本が毎年開催している東日本の駅弁の頂上決戦「駅弁味の陣」の今年の受賞駅弁が発表された。総合評価で最高点の「駅弁大将軍」に輝いたのは、秋田県の「忠犬ハチ公の故郷 おおだて鶏めし」。そのほか、13の駅弁が選ばれた。

「駅弁味の陣」は、関東、甲信越、東北のJR東日本管轄エリアで販売されている駅弁を、一般からのウェブ投稿で評価するJR東日本の企画。今年で12回目をむかえた。今回の投稿数は1万1437票。エントリーした駅弁は59品だった。評価基準は、味、盛り付け、掛け紙の3つ。このほか投票数が多かったものなどを含め、9つの賞がある。

総合評価1位「駅弁大将軍」は秋田県の「忠犬ハチ公の故郷 おおだて鶏めし」。ボリュームたっぷりでおかずもたくさん入っていて満足度が高い、どのおかずも丁寧に作られているといった投稿者の意見が聞かれた。大館駅、秋田駅、新青森駅で買える。総合評価第2位「駅弁副将軍」は山形県の「牛肉どまん中カレー味」。「牛肉どまん中」は山形新幹線開業を記念して発売が開始された山形の名物駅弁だが、これはそのカレー味。残念ながら今は販売中止中とのことだ。

以下、味覚賞は長野県の「大糸線の旅」、盛付賞は茨城県の「常陸牛 牛べん」、掛け紙賞は新潟県の「越後長岡喜作辨當」となっている。そのほか、最多応募賞、今年の新作で評価が高かった初陣賞、エリアごとの総合評価が高かったエリア賞、JR東日本エリア外で評価が高かった「駅弁屋 祭」特別賞がある。

基本的に駅弁はその地域に行かなければ食べられない。それを目当てに列車の旅に出るというのも、想像するだけでワクワクする。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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