使用済み紙おむつで、家が建つ? 驚きのリサイクル事例とは

サムズの取り組み

サムズは、千葉県松戸市を中心に紙おむつのリサイクルを行っている。
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この会社は紙おむつの再資源化に11年間取り組んでおり、ダンボールにリサイクルしている。

今後は、地域の実情や特性に応じ、また地元事業者との連携をして、さまざまな事業スキームに対応できるようにしていくようだ。

スーパーフェイズの取り組み

スーパーフェイズは2004年から紙おむつのリサイクル事業を行っている。

この企業では、使用済み紙おむつから燃料を作っている。
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鳥取県の伯耆町で導入され、年間で31トンのCO2を削減できたようだ。

日本の高齢化率の推移



日本の高齢者の人口は、1950年から右肩上がりに上昇している。2015年で3000万人を超えており、2040年には4000万人近くになる予定だ。

高齢者の人口増加に伴い、高齢者用の紙おむつの消費量も増えると予想され、廃棄量も増えてくるだろう。

使用済み紙おむつをリサイクルする技術により、大量廃棄問題が解決されることを願っている。

私たちができること

私たちができることは、使用済みの紙おむつをリサイクルすることと、このような情報を共有することだ。

子どもがいる家庭はもちろん、高齢者を介護中の家庭でも活用できる。

自分がそのような状況にない場合は、周りに情報を共有することでこの取り組みを支援することができるだろう。

【参照】
・Scientific Reports
https://nature.com/articles/s41598-023-32981-y
・総務省統計局
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1281.html
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1321.html
・環境省
https://www.env.go.jp/content/900534452.pdf
https://www.env.go.jp/recycle/recycling/diapers/diapers_recycling.html

※この記事は、2023年10月にリリースされた「エシカルな暮らし」からの転載です。

文=エシカルな暮らし編集部

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