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2023.10.07 12:00

そろそろ2023年版iPad登場? iPad Airが2モデル登場する可能性

iPad Air第4世代(Bigc Studio / Shutterstock.com)

iPad Air第4世代(Bigc Studio / Shutterstock.com)

新たなiPhoneが登場した今、アップルが今年あと何をリリースするのかに注目が集まっている。おそらく、アップルはiPadを1機種か2機種用意しており、今月末には発表するだろう。今のところわかっていることは以下のとおりだ。

一部の評論家、たとえばマーク・ガーマンは、2023年には新しいiPadのリリースはないだろうと予想しているが、私はその可能性は低いと思っている。ここ数年、アップルはホリデーシーズンに向けて、毎年秋には少なくとも2種類の新しいiPadを発表してきた。

現在、情報サイト9to5Macの耳には、いくつかのタブレットが発売される可能性を示唆する情報が届いている。

iPad mini

まず、第7世代モデルとなる新型iPad miniの登場が見込まれている。9to5Macのレポートによれば、デザインは現行の第6世代iPad miniと同じになるという。驚くことではない。なぜなら、このデザインは第6世代でminiに初めて導入され、アップルは2世代以上にわたって同じデザインを続ける傾向があるからだ。もし新しいデザインが登場するのであれば、最初にiPad Proに登場し、その後、他のiPadにも登場するだろう。

miniが発表される可能性はあるが、ちょっと早すぎるような気がする。iPad miniの人気は高いが、最新版からまだ2年しか経っておらず、miniの更新はそれよりも長い期間で行われる傾向にある。

iPad第11世代

現在、通常のiPadは第9世代と第10世代の2バージョンが存在している。第10世代は昨年の今頃に発表された。このタブレットは毎年アップデートが行われることが多いので、新しいものが登場する可能性が高い。第9世代のモデルは、フロント面にTouch ID(指紋認証システム)を搭載した唯一のモデルであり、唯一のLightningケーブルを使うiPadだ。新しいiPadは第10世代のモデルのデザインを保持しつつ、プロセッサは高速化されると予想されている。

今年はiPadにとって非常にエキサイティングな年だ。第9世代のモデルは段階的に廃止され、第10世代は同時に廃止されるか価格が下がって最も手頃なモデルとなるかもしれない。

いずれにせよ、第11世代iPadは、唯一の大きな違いとして、より高速なプロセッサを搭載する可能性が高い。
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翻訳=酒匂寛

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