絶好のタイミング
2019年にコンビニエンスストアなどで販売を開始したレヴ・ガムは、急速に販路を拡大した。小売大手のウォルマートやターゲット、ディスカウント・チェーンのダラー・ゼネラルなど、現在は合わせて2万以上の店舗で販売。売上高は前年比250%増を達成している。セトルは今回の資金調達に成功したことについて、製品の差別化が実現できたこと、そのユニークな製品が市場に適切に受け入れられた状態(PMF)を実現できたことが大きな要因だと考えている。
ガムのカテゴリーでは、すでに「機能性に関するイノベーションの準備ができている」として、「レヴにとっては、市場参入に完璧なタイミングだ」と語る。
同社は今後、新たに調達した資金によって、ゲームチェンジャーとなるイノベーションを加速させていく考え。
そのほかオンサイトでのサンプルの提供や、イベントの実施・スポンサーシップなどを通じてマーケティングを強化、オンラインと小売店での販売の双方において、ブランド認知を高めていく方針だという。
(forbes.com 原文)