【一問一答】ソフィー・ベレンとの1分間
ベレンは、Z世代のゲストが社会問題や政治問題について議論するトーク番組「POVz」の司会者。COURTESY OF BEREN
超党派の教育メディアブランド「ザ・カンバセーショナリスト」の創設者ソフィー・ベレンは、2023年の「30UNDER30 教育部門」に登場している。そんなベレンに質問をしてみた。
―あなたの夏を3つの言葉で表現してください。
混沌として、内省的で、残酷でした(テイラー・スウィフトの「クルーエル・サマー」を聴き続けているという意味と、私の夏はエラスツアーに行くことで決まったという意味で)。
―お気に入りのアプリは?
ベリ。私は「生きるために食べる」のではなく「食べるために生きる」人間の1人で、このアプリは私の食欲を完全に満たしてくれます。
―朝の日課を教えてください。
私はブラインドを開けたまま寝ます。そうすると朝7時前に起きるのが簡単なんです。
オートミルクで抹茶ラテを作り、完璧な日にはレニー・ラップかテイラー・スウィフトの曲を聴きながら散歩します。ToDoリストを片付け、メールやテキスト、コメントに返信し、アパートやスタジオに戻ったら、チームとプロジェクトや優先事項に取り組みます。
―あなたの分野で、あるいは世間一般で過大評価されているものは何だと思いますか?
燃え尽きるほど仕事をするハッスル・カルチャー。私が学んだことは、やるべきことは常にあり、ローマは一日にして成らずということです。起業家としては、ハッスル・カルチャーが間違っていることを証明する存在になれると思いたいものですが。
―過小評価されていると感じるものは?
対面での会話と真の人間的つながり。
―人から共感を得られないあなたの意見は?
ワークライフバランスは存在しない。
ー21歳の時の自分へのアドバイスは?
誰からも好かれ受け入れられる人間にはなれない、だから自分以外の何者にもなろうとしないこと。
―サステナビリティのために、あなたがしている活動や習慣は何ですか?
私のことを知っている人なら、私が黄色い水筒を手放さないことをご存知でしょう。使い捨てのもの、特に使い捨てのプラスチックの使用量を減らすように努力しています。
過去の「30UNDER30」受賞者の近況
2022年の「30UNDER30 ヨーロッパ ソーシャルインパクト部門」受賞者でアクセラレーター「Time to Raise」の女性創業者、ペギー・プーンは、今年7月から、同部門受賞者のミカエラ・ラーセル・アイサを自社のリーダーに迎えた。プーンは、ストックホルムを拠点に起業家にリスクキャピタルを提供するEQTファンデーションの運営責任者として新たな職務に就く。それにあたり、フルタイムで勤務してくれる人材が必要だったという。ラーセル・アイサは、過去に事業経営の豊富な経験があるため、完璧にフィットした。
なお、ラーセル・アイサの元レンタル衣料品スタートアップ、フューチャー・クローゼッツは2022年に破産申請した。彼女は今、難しいビジネス上の決断を迫られる他の女性創業者を支援する決意を固めている。