食&酒

2023.08.14

スタバのアプリ認知率がダントツ コーヒーチェーン調査結果

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コロナ禍で、一時期は飲食店を利用する機会が減ったが、規制緩和以降、オフィスワークが復活している企業も多く、昼食時はもちろん営業活動などで外出する際や、引き続きテレワークとして飲食店を活用する人もいるだろう。

そうした中で、仕事でもプライベートでも利用する機会が多いであろうコーヒーチェーンの利用に関して、リサーチ会社モニタスのスパコロで「コーヒーチェーンに関する調査」として結果を公開している。

それによると、利用頻度は1週間に1回は利用すると回答した人が約4割おり、1日に1回以上と回答した人も6.3%いた。年代別に見てみると、60代の人が「1週間に1回」と回答した割合が全体の値よりも5ポイント以上高く、意外と若者よりも利用頻度が高いようだ。

コーヒーショップ利用時に重視していることに対しては、「メニューがおいしい」が45.0%、「一息できる空間」が43.5%、「価格」が42.1%と続いている。年代が高くなるほど「一息できる空間」「人混み具合」を重視する傾向で、50代の女性は「メニューがおいしい」を重視する割合が10ポイント以上高い結果となっている。

利用経験のあるコーヒーチェーンとしては、「スターバックス」が81.3%と圧倒しており、「コメダ珈琲」(61.1%)、「ドトールコーヒー」(60.9%)と続いている。年代別では「ドトールコーヒー」が10代だと4割程度なのだが、60代だと7割を超えており、年代によって大きな差のあるチェーンのようだ。

各コーヒーチェーンの印象は以下の通りで、ブランドでの印象が確立していることがわかる。

また、コーヒーチェーンアプリの認知と利用状況については、「スターバックス」が認知もインストール経験、利用のいずれもトップで、利用経験の高さにもつながる結果だった。

スターバックスが強いことは間違いないが、ブランドごとに特色があり、ユーザーは利用形態によってブランドを切り替えている印象だ。

出典:モニタス「コーヒーチェーンに関する調査」より

文=飯島範久

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