1. ゲームで遊ぶ時間を制限する
親は、子どもがゲームで遊んでもいい時間をはっきりと定めるべきだ。そうすれば子どもは、満足が得られるまで我慢することが学べるし、自制心も身に着く。2. ゲーム以外の活動に取り組ませる
子どもにはゲーム以外にも、達成感や満足感が得られる活動を勧めよう。読書やスポーツ、楽器の練習などがいい。スキルや能力を身に着けるのに長い時間を要する活動の方が効果的だ。3. 親が手本になる
子どもに身に着けてほしい姿勢があるなら、親が手本を見せよう。例えば、夕食が終わるまで好きなスイーツを食べずに我慢したり、観たい映画があっても週末まで待ったりと、満足が得られるまで我慢する姿を見せる。口で言うだけではなく、自ら手本になるのがいちばんだ。4. 我慢の良い点を話し合う
満足が得られるまで我慢すれば、時間をかけて目標を達成したり、自制心や粘り強さが身に着いたりするというメリットがある。そうしたことを話し合って、子どもの理解を促そう。5. ゲームを教育に役立てる
ゲームは、忍耐力や問題解決力、我慢の重要性を子どもに教えるためのツールにもなる。プレイ中に立ちはだかった困難な場面を取り上げて、そうした困難を忍耐力と練習の積み重ねでどう克服できるのかについて、親子で話し合うといい。実例を挙げると、ひときわ効果がある。6. 他の人と一緒にプレイするよう勧める
友だちやきょうだいと一緒にプレイするよう促そう。誰かと一緒にプレイすると、社交スキルが身に着くうえに、共通の目標に向けて協力する姿勢を学ぶ機会にもなる。意見の違う人に歩み寄ったり、他の人とうまく意思疎通を図ったりする術も身に着く。7. ゲームの悪影響について話し合う
ゲームをやりすぎると、健康や社会的生活、成績に悪影響が及んでしまうことを、親子で率直に話し合おう。そうすれば、生きていく上で、節度を守ったりバランスをとったりすることがいかに大事であるかを、子どもは理解しやすくなる。子どもに粘り強さや忍耐をつけさせるには、繰り返しの積み重ねが必要となる。ここで紹介した7つのポイントを心がければ、子どもが必要不可欠なリーダーシップを養い、人生につきもののさまざまな困難に直面しても、ひるまずに乗り越え、より強い強靭さを身に着けて成功に向かって歩んでいけるよう、親は背中を押すことができるだろう。
(forbes.com 原文)